和食で体調不良を改善する  

和食で健康を維持する

健康を維持する和食の作り方 ①
下ごしらえで毒を抜く

健康を維持する和食の作り方 ②
良い油と悪い油

電子レンジを活用する


健康的に痩せる
まず肥満かどうかを知る
太りやすい食品【GI値】
食品の糖質とカロリー
なぜ太るのか【肥満のメカニズム】
肥満が招くもの【肥満による病】
必要なエネルギー量
ダイエットと食事
ダイエットと運動

体調不良と食事(栄養)

血管障害
コレステロール異常・胆石】
血液と血管
高血圧
脳卒中
狭心症と心筋梗塞
高血糖・糖尿病
老化と関連症状
ガンと老化の予防
認知症の予防
胃腸不良
胃痛・腹痛
下痢・便秘・痔
風邪
発熱
食欲不振・倦怠感
肌のトラブル
しみ・そばかす
しわ・たるみ
にきび・吹き出物
アトピー性皮膚炎
■その他の不調
頭痛
抜け毛・薄毛
目の疲れ
鼻水・鼻詰まり
花粉症
口内炎・口角炎
虫歯予防
歯肉炎・歯周炎
せき・たん
喉の痛み
貧血
冷え性・肩こり・腰痛
疲労

体調不良になった時の料理

風邪をひいた時に食べると良い料理
冷え症の改善に効果のある料理


和食は、なぜ健康に良いのか

結論から先にいいますと、【偏った食事をしないのが究極の健康法】だからです。これに加えて【腹八分目】であれば、まさに理想的な栄養補給だと断言してもかまいません。

どのように優れた栄養素であっても、「良いことずくめ」というものは一つもありません。プラスの面があれば必ずマイナスの面もあるのです。

あらゆる成分は、ヒトの体内で、「良い作用」「悪い作用」の2つの顔を持ちつつ、その時々の条件によって良いこともすれば悪いこともする。極めて微妙な綱引き、バランスといってよいでしょう。

したがって、「良い食品だけを食べているから大丈夫」ということにはならないのです。もちろん悪いものだけを食べるのは論外ですが。

残念ですが、今の科学でも食とカラダの関係は完全に解明されていません。すべての成分が何とどう綱引きして、その結果がどうなるか、それを全部解明できるのは、はるか未来の話になりましょう。

つまり「これだけ食べていれば健康になる」という食品も分かっていないということです。

分かっていなければ方法は一つしかありません。
「成分同士を体内で常に拮抗させる」です。

「偏食をしない」
「できるだけ多くの種類を食べる」
理想は1日に30品目の食品を食べることです。

あとは、自分の体内に存在している「バランス機構」を信じて、仕事をさせればいいのですよ。

カロリーオーバーにならず、これだけの種類を食べられる料理。
それが和食なんですね。

他国の料理も、やろうと思えば出来ないことはありませんが、料理の品目を増やすと、どうしてもカロリーが過剰になってしまうのです。具体的には脂質の過剰です。

和食の材料は、伝統的に脂質が極めて少なく、そのぶん炭水化物が多くなります。

しかし、炭水化物が良い結果を生じるのは「食物繊維がついている場合」であり、これを排除した炭水化物、つまり「糖質のみ」になると、マイナス面が多くなってしまいます。

近年は野菜や魚の摂取量が著しく減少しており、そのぶん加工された食品の摂取が激増しています。これは野菜や魚に含まれる微量栄養素の減少を招いていて、食物繊維も同様に摂取量が激減してしまう結果になっています。

加えて油や砂糖を多用する料理が日常的になっています。 微量栄養素は、糖やタンパク、そして脂質の代謝に欠かせない物質です。その微量栄養素が少なく、腸に作用して排泄を促す食物繊維も減っている。

こうしたことが、カラダの内部に脂肪を増加させてしまう結果になっています。さらに、糖尿病になる日本人が激増しています。

これらのリスクを減らすためにも、「1日30品目」が見直されなければなりません。

幸いにして我々には「生きた見本」が身近に存在します。 90歳になっても元気でおられる長寿のお年寄りたちです。

こうしたご長寿の日本人が、「35歳までに食べていた和食」 その内容にこそ、現代日本の大きな問題【飽食・メタボ・膨大な医療費】、これらを打開する大きなヒントがある筈です。



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