和食用語「一汁三菜」

  

一汁三菜(いちじゅうさんさい)

和食料理の基本で、汁に小鉢(お新香)、焼き物、煮物の三菜。

驕奢な室町本膳料理に対し、千利休など茶人が提唱してみせた「戒めの心」「寂の美」が一汁三菜であった。精進に学んだ懐石料理であり、以降の和食はこれが手本になっている。

懐石料理では、向付、椀盛、焼き物の三菜。
この後、強肴、小吸い物、八寸、香物、湯桶と続く。


飯蒸し 家盛り 烏賊煎餅
生間流 錨作り 毬栗揚げ 射込み
活け締め 十六夜膾 石浜焼き 石焼き豆腐
伊勢豆腐 磯辺 板前
板摺り 一汁三菜 一文字 市松
糸掛け 糸掻き 糸南瓜 従兄弟煮
伊深時雨 今出川豆腐 芋掛け 芋粥
芋田楽 芋の子汁 芋棒
芋餡 芋殻 芋軽羹 芋籠
芋鮨 芋煮 芋松茸 芋飯
芋柚餅子 芋羊羹 芋麺
煎り酒 煎り鯉 煎り鯛
煎り卵 煎り鶏 煎り煮 煎り味噌
色染め 色出し 色止め 祝肴
鰯越後 桜韮頭 印籠 煎り酒盗