かつ箱の調整  

かつ箱の調整

鰹箱は鉋刃の具合次第で削り節の良し悪しが変化します。
刃を研ぐのも大切ですが、それ以前に調整が不可欠。

花立ちのよい削り節を削り出すための基本的な鰹箱調整方法を書いておきます。

鉋刃を調整して刃を0・1ミリだけ出して下さい。
新聞紙の厚さくらいです。

鉋自体を壊さない様に、金槌は使わず木槌を使いましょう。
まず刃を鉋に入れるときの叩き方。

刃が入ったら微調整して刃先を出します。
持ち手(左手)はこんな感じ。

台尻を叩いて刃を出します。
左右均等に叩きましょう。中央は叩かないように。

あまり力を入れないように繰り返し弱めにコンコンと。

刃が三ミリ以上出ていると使い物になりません。
(柔い節の厚削りは例外)

台頭を叩いて刃を引っ込めます。

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