桜飯


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桜めし

桜めしはご飯に醤油などでほんわりと色付けしたもの。
名前の通り、ご飯を桜色のピンクにします。

別名で「茶めし」とも呼びます。
これはお茶を使うということではなく、やはりご飯の色からの名です。
→※本来の茶飯はお茶を使ったもの

基本的には醤油と酒を少々加えて炊く簡単なものです。

春には桜の花を使ってもいいですね。

桜花の塩漬けをさっと洗って塩気を抜き

桜花漬け液・食紅・赤梅酢、
こうしたものいずれかで薄く色を付けた昆布だし
(色付け程度だということをお忘れなく)
赤梅酢

調味は塩と酒。好みで甘くしてもかまいません。
桜を使う場合醤油はつかいません。

この水にてご飯を炊きます

錦糸卵をのせて、菜花や木の芽で彩ってもいいでしょう
(桜色の飯を完全に隠さないように)


桜飯はタコを使うこともあります。
生のタコを手に入れたら作ってみましょう。

タコのさばき方を参考に下処理
タコのさばき方

醤油・酒・甘味を加え、少し番茶を入れた煮汁で色よく煮上げる

煮る時間は沸騰時で3~5分
つまり手早くさっと茹でる「生茹で」です

煮汁を漉して洗い米の分量と同じくらいにし、
その煮汁でご飯を炊きます

タコは皮ごとスライスしておきます

炊き上がる寸前にタコをのせる

火を止めて10分ほど蒸らす

木のおひつや飯台があれば移してひと混ぜする

盛りつけます

これは美味いですよ。
機会がありましたら是非お試し下さい。





手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人