桜もちと餡


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桜もちの作り方

「桜の葉の塩漬け」を水につけて戻しておく。

「桜の花の塩漬け」も水戻し。

塩が抜けたら水分を拭きとっておく。

シロップを作ります
水300㏄に砂糖30グラムが基準
これを煮溶かして冷ましておきましょう。

小鍋に白玉粉30グラムを入れシロップを少し加える
火にかけとろみが出るまで弱火で混ぜながら煮る

大きめのボールに小鍋の中身を移す
そこに小麦粉(薄力粉)100グラムを振るい入れる
泡だて器でよくかき混ぜる
水で溶いた食紅を少し色づけ
ラップして室温で2時間寝かせる

これをホットプレートで焼きましょう
大さじ1杯ほどを流し入れ円形にします
これの2枚が一個分になります

表面が乾いたら中央に桜の花を乗せて裏返します
焦がさないように弱火で両面を焼いてください

「こしあん」を丸くしておきます
桜の花が乗っているものを上、
もう一枚を下にして二枚であんをはさみます

桜の葉で包んで完成

関西風の道明寺桜もち

鍋に水1カップ、砂糖大さじ2、塩を少々
食紅も加えて煮立てます

道明寺粉を150グラム加えて混ぜ
ひたひたになったら火をとめる

蓋をして10分くらい蒸しておきましょう

ヘラでかき混ぜ10等分にして丸める

手でのばして平たくし、あんを包みます

蒸気の上がった蒸し器に濡れ布巾を敷きます
その上に餅を並べ弱火で5分くらい蒸す

冷めたら桜の葉で巻きましょう


道明寺粉(桜色)

※食紅の加減に注意
多すぎると、どぎつく品のない色になってしまいます。
ほんの少量で効果があります。淡い桜色を出すのは微量で。




はなびら餅

餡の作り方

桜もちはこし餡を使います。
こし餡は手間なので普通は市販のものを。
しかし時間があれば自分で作るのもいいでしょう。
まずは粒あんから。

粒あんの作り方

小豆は他の豆と違い、水戻しなしでいきなり茹でます

水は豆の三倍。水からゆでて下さい
沸騰したらザルに取ります
これを二回繰り返し
これで「渋切り」が出来ました

本ゆでします
豆の5倍の水で火にかけ沸いたら弱火に
そのまま1時間ゆでます

小豆が指でつまんだら潰れるくらいになります
甘みを入れましょう

小豆と同量(乾燥状態の小豆)の砂糖を用意

5分位の間隔をあけて三回に分けて砂糖を入れます

煮詰まってきたら
仕上げに少量の塩、大さじ1程度の水飴を

こしあんの作り方

上記の粒あんを水漉ししたものが「こしあん」になります。
(調味料は入っていない)

目の細かい(茶こし程度の細かさが必要)裏ごしを用意

裏ごしを逆にして粒あんを入れ、大きなボールの上で水漉しします
上から水を少しずつ流しながら漉しします

ボールにたまった液を別のボールに移しさらに漉します

これを繰り返し全部を水漉しします
ヘラを使ってしっかり漉すこと

漉し液をしばらく放置して分離させます

これの上澄みを捨て

新たに水を加えてまた放置

三度ほど繰り返して下さい

「冷めた味噌汁」のように液が分離します

この上澄みの部分を捨てます

別のボールにサラシか手ぬぐい(ガーゼは不可)を掛ける

この布の上に漉し小豆を全部乗せます

布の両端を持ち中身を包みます

徹底的に水気を絞ります

鍋に水200㏄と砂糖125グラム絞った漉し小豆を

強火でよくかき混ぜる

125グラムの砂糖を加えさらに混煮

強火のままヘラを動かして焦がさないように

そのまま煮詰めます

ヘラですくっても落ちない硬さになればOK

平たい容器に移し平らにのばして冷まします

※小豆200グラムに砂糖250グラムが基準ですが、砂糖の量はお好みでかまいません

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手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人