ブロッコリーの刺身  

ブロッコリーの刺身

カリフォルニア大学バークレー校で科学環境ジャーナリズムの教鞭を執っておられる先生(教授)で、マイケル・ポーラン/MichaelPollanという著名な方がいます。

ご自身がジャーナリストでもあり、本をいくつも書かれていて、おいらはこの人の著作に何度も「脳ミソを揉んで」もらった経験があります。思わず、「う~ん、まったくその通り。理路整然としてるもんだ。凄いな」と感心する事しきり。特に『雑食動物のジレンマ』という著作には「よく言った!」と喝采したもんです。

「金持ちの農家は貧しい家庭に質の悪い食品を提供して」
「貧しい農家が金持ちに上質の食べ物を作っている」

それが「グルメ文化隆盛社会」の現状だと看破されておられる。

マイケル・ポーランの書

「栄養主義」がどうして食品企業を喜ばせる結果になったのか、非常に分かりやすく書いておるんですよ。「オーガニック」と政治。企業が健康食品を巧妙にとりこんでしまった経緯。理想の地産池消(ロカボア)が高値の花である貧困層と社会格差。

今のところ日本は世界的にみて格差が小さく、それが欧米先進国のような右を見ても左を見ても「肥満」だらけって現状にはなっていない理由の一つでもあるでしょう。(今のままじゃ日本も先々そうなるでしょうが)
ある統計では年収の多い人ほどスマートで、肥満は貧困層に集中してるという。それはジャンクしか食べる余裕がないからだと。

肥満は金持ちの象徴といわれた昔とは違うってこと。
(モノが豊富な国々に限った話ですけどね)

マイケル・ポーランは言う。
【付加価値をつける為、自然の食品に高度な加工処理を行い、食物を工業製品化する食品産業は自由自在に栄養素を強化したいつまでも腐らない工業食品でスーパーの棚を独占。そして自然食品は手に入りにくい高級な贅沢品と位置づけられしまった】

【変な健康主義・栄養主義がオカルトめいた「きめつけ」を生み、根拠の無い「善玉」「悪玉」が一人歩きしている。その結果食生活はますます歪み、健康などとは程遠い状況になっている】

したがって、
【アメリカ人が口にしているものは食物ではなく、食物に似た工業製品だ】と、おっしゃる。

面白いことにね、確固たる食文化がある日本・フランス・中国・トルコなどの国々は何故か統計的に肥満が少ない。だがこれは「食事時間」に大きく左右されるらしいので、日本はかなりヤバイでしょうな。どちらかといえば歴史的に「早食い文化」ですからね。それをカバーしているのが食物繊維を柱に添えた【和食】だと思います。

和食がこのまま日本から消えて行くのを黙ってみていられないな。
そう思ったりする次第。

 

ブロッコリーの刺身

「季節モンだからやるよ」
八百屋のオバちゃんがそう言ってブロッコリーをくれました。
「いや、おいらがいくら男前だからって(←)タダってわけにゃいかないよ」
「ごちゃごちゃ言ってないで持って行きな」
「はい・・・・・」

ありがたく頂戴し、まかないのシチューに使う事にしました。

ブロッリーのさばき方は「野菜の切り方」を見ていただくとしまして、ジジイにスープシチューは似合いません。で、おいらだけ「刺身」を食うことにします。
野菜の切り方

「茎だけおいらにちょうだい」
「はい。でも何すんですかおやっさん」
「刺身で喰う」
「刺身って・・・ソンナ」

「いいからさっさと茎あおってからよこしやがれ」
「はいはい」
「はいは一回でいいっていってんだろ」
「はい」

そいでももって茎boiledをサクサクサクってSashimiに



さすがに大根のツマじゃちょいとアレなんで、トマト。

それにワカメ。

山葵しょう油では不味いに決まってるんでワサビドレッシング。

お味は。
う~んこりゃ刺身にする意味がどこにあるのか・・・
それ以前に、これってのは「サラダ」と呼ぶんじゃないのか。

「なんだコリャ!スットコドッコイ」
「食えるけぇ、こんなもん!!」
「これ作ったの誰だバカヤロウ!!!」

みんな知らん顔して目を合わせようとしません。

アタマに来たんで?(最近の記事こればっかり ワンパターン 笑)
好きな和食だけを広げて喰うことにしました。

豆腐、牛蒡、椎茸の汁に納豆と山芋と青菜。

アメリカ人はこういうのを食わねぇから・・・・
ですよね?ポーラン先生

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