最近の魚焼きグリルは性能が向上し「遠赤外線パワー」は常識。
上手に使いこなすコツなどを書いておきましょう。
・グリル内の温度は一定ではない
構造上どうしても温度ムラができます。
これはどのグリルで同じです。
「奥の方が高温になる」
「中央より端の方が高温になる」
これを憶えておき、「ムラ」を逆に活用するようにしましょう。
例えばアジやサバの開きを焼く場合、頭を奥に向ける。
身の厚い頭部は火が入りにくく、尾はこげやすいからです。
サンマは入りきれない場合が多いし、無理して押し込まないこと。
中央から二つに切って焼いたほうが無難です。
こうした場合頭部を奥に置けばいいわけです。
それか、左右両端に置き、身の厚い部分を奥に向ける。
餅やパンも焼けます。
パンなどはトースターよりも美味しく焼けるほどです。
余り物のコロッケ等、揚げ物の「あたため」に、レンジよりも適します。
アルミホイルを活用すれば料理の幅は相当広がりますよ。
グリルは基本的に「強火」にしないのがミソ。
グリル内の温度を急激に高める、焼き目をつける等以外では使いません。
位置の関係で「焼き物用の火」としては強力過ぎてしまうからです。
使用するのは「中火」か「弱火」だけです。