ツブ貝とバイ貝は日本語の慣用的な不規則と言いますか、曖昧さの一例かも知れませんね。
なんでかって、ツブとバイは明らかに違う貝なのに、地方によってツブだったりバイだったり、呼ばれ方が違いまして両者がまったく同じ貝のごとく混同され、ツブとバイが同義語の様になってるからです。
というか、ほとんど同義語になってます。
分類上は同じエゾバイ科の仲間ではあるんですけどね。
この科の仲間だけも日本に100種ほど知られてまして、細かく紹介しようとすれば頭痛がしてきます。
だからってわけじゃありませんが、簡単にしますと、
☆ヒメエゾボラ
☆エゾボラ
これはツブ貝
☆バイ(クロバイ)
☆越中バイ(シロバイ)
これはバイ貝
これだけ覚えておけば充分かと思いますね。
料理はツブなら刺身や磯焼き。
バイは塩茹でや煮物が一般的。
エゾボラ(ツブ、マツブ)
エッチュウバイ(シロバイ)