飾り切り・祝い結びと結び文


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祝い結びと結び文

神様に1年の感謝と次なる願いを込めて、神社の御神木の枝におみくじが結わえてあります。お正月の風景ですね。千代に健やかでありますようにと願いを込めるから千代結びなのでしょうか。とても日本人らしいと思います。

祝い事の料理でもこの結びはよく使われます。
人参や大根を薄く剥いて塩水でしんなりさせ、5ミリ幅くらいの紐状に切ったものを結わえるだけです。

料理の添えにして縁起の良い景色です。

大根と人参を同じ大きさの桂に剥き、上同様立塩でしんなりさせてから重ねて切って、紅と白の各1本で相生結びもいいでしょう。

長めの角柱から粗千切にすれば蓬莱結びもできます。

軽く煮ただけの固い牛蒡なら簡単に結べますよ。

大根の結び文

1・5センチに切った大根から形を作っていきます。
こう切り出すよりも、

みなと切りの形からの方がよいと思います。
みなと切り

上下とも作れますからね。

形の土台を作り、

三本の赤線部分に浅い切り込みを入れておきます。

庖丁を寝かせて先の切り込みまで進め

結び文の形をきめていきます。

煮物の他、薄くして椀の添え、膾にして焼物あしらいに使ってもいいでしょう。





手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人