相棒の柳刃、関孫六銀寿



読者投稿の包丁画像〔#63〕

投稿者:三毛猫(男)
職業:事務職員

私の相棒の柳刃、関孫六銀寿

魚山人さんのサイトで、和食、包丁、仕事への志し、人生等、本当に様々なことを勉強させていただいております。

本日はサイトを参考にさせていただき、自宅で小学生の子供たちと、初めての「スシ」握りにチャレンジしました。

当然、「鮨」には遠く及びませんが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

九州は長崎県に住む、厄入りを迎えた「三毛猫」(男)と申します。

突然の投稿、場違いであれば申し訳ありません。バッサリと切り捨ててください。

職業は、料理や包丁とは全く関係のない趣味人(事務職員)。一日中、パソコンを相手に格闘をしております。

昨年末、和食や包丁の研ぎ方を勉強をしていたところ、魚山人さんのサイトやブログにたどり着きました。

それからは暇さえあれば勉強させてもらっておりますが、やはりど素人。おそらく魚山人さんや常連の皆さんが言いたいことの1割も理解できていないと思ってます。しかし、こんなに私が知りたいことのヒントを頂ける媒体はありません。本当に感謝しております。

さて、素晴らしい包丁のラインナップの中、恥ずかしい限りですが、本当に敷居を下げるつもりで投稿させていただきます。

アドバイスなどを頂けたら幸いです。

まず、写真左の柳刃包丁(240mm)。実家から預かった包丁で、「源龍平」と彫り込まれておりますが、詳細は分かりません。

全体的に錆び、切先が5mmほど折れ、少し山形に反っていました。
一旦、この状態で実家に返そうと思ってましたが、本日、刺身を引くのに使ってみると、研ぎ過ぎなのか先端の刃が少し欠けてしまいました。

研ぐのは、本当に難しいですね。

写真真ん中の柳刃包丁(210mm)は、数年前に私が初めて購入した関孫六の銀寿です。包丁のことは何も知らないときに、実家からもらう刺身を切るためにホームセンターで4,000円くらいで購入しました。

初めて使用してその切れ味に感動したのですが、すぐに錆び錆びになり、どうしてよいのかが分からずに放置していたら、今度は谷形に大きく反り返ってました。

そして、その反りを直そうとしていたところ、切先の5mmくらいがポキッと・・・。きちんと使ってあげられずに包丁に悪いことをしたなと反省し、魚山人さんのサイトで勉強して、やっとここまでできたところです。

最後に写真右側の包丁で詳細は全く分かりません。義母が持ってきてくれたのですが、やはり錆び錆び・・・。

初めは片刃の鯵切包丁だと思って軽く磨いて研ぎましたが、研いでも研いでも刃が立たない。で、よく観察すると割り込み包丁であることに気付き、両刃を研いだところ、よく切れるようになりました。

妻が使用して水が付いたまま放置し、少し錆びてますので、今度、暇なときにきちんと仕上げようと思ってます。

(妻は極度の面倒くさがりなので、菊一文字の錆びないペティナイフをプレゼントしました。)

柳刃包丁2本と研いでいるとき、刃先を真っ直ぐ揃えたら鎬筋が真っ直ぐならず、鎬筋を真っ直ぐにしたら刃先が真っ直ぐならず・・・。よく見てみたら、包丁全体が反り、歪んでいることに気付き・・・。その都度、魚山人さんのサイトを再確認しながら、やっと今の状況までたどり着きました。

少し前まではグローバルを買おうと思っていたのですが、ずっとサイトを見ているとINOX本焼か銀三本焼を欲しくなってしまい・・・。更にサイトで勉強していたら、合羽橋のお店の青二の霞にしようかと悩み・・・。

そんなこんなで、もう少し、真ん中の柳刃包丁としっかり向き合い、自信を付けてから次の包丁を買いたいと思っています。

2015/01/11



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