和食用語「天上昆布」



天上昆布(てんじょうこんぶ)

真の昆布という意味もある「まこんぶ」には、最上とされる「道南三銘柄」というものがある。「白口浜」「黒口浜」「本葉折り浜」の三種がそれである。

昆布の銘柄は産地、形状、そして切り口の色などで決まる。

良質で甘みのある品のよい澄んだ出汁がでる真昆布では特に切り口が重要であり、少量しかない白口が珍重される。

こうした僅かしかとれない最高品質を天上昆布という。

また、白口浜昆布は「献上昆布」とも呼ばれる。


出合い 定家煮 手打ち 手捏ね寿司
手酢・手水 鉄火 鉄砲 手取り真薯
手引湯 手毬 照り 田楽
天上昆布 天鋤 天台 天茶
天南 田麩 天麩羅 伝法焼き
天盛り



手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人