和食用語「龍眼」



龍眼(りゅうがん)

竜眼と書く場合も意味は同じ。
中央に丸い目がある料理全般を龍眼という。
また、「月冠」という呼び方もある。

一般的には、茹で卵を材料で巻いて作ったものを中心から2つにして切り口を見せた「龍眼卵」のことを指す。

龍眼とは、南方原産の常緑高木「ムクロジ」の果実のことで、味がライチに似たトロピカルフルーツ。乾燥品は体を温める薬用として使われる。
中国名は「ロンイェン」 龍眼

龍眼揚げ

茹でたうずらの卵を目玉にする揚げ物。
卵を巻く材料はエビ、イカ、白身魚、ササミなどがよい。下処理した材料に片栗粉をまぶし、卵を巻いて楊枝で止める。溶いた小麦粉に卵黄を加えた衣につけて揚げる。中央から2つ切りにして切り口を見せて盛る。


螺旋切り 落花生 乱菊 乱盛り
利久 龍眼 瑠璃煮 蓮根豆腐
蓮木 銅八銭 六条豆腐



手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人