和食用語「箆」



箆(へら)

狭い意味では竹を割って削っただけの単純なものだが、広義には、料理用途のみならず、ありとあらゆる道具を含んだ言葉。

へらはスパチュラとして洋の東西を問わず料理には欠かせない道具で、返したり混ぜたり、塗りや盛り付けなど多方面で使用される。

・もっとも一般的な【木しゃもじ】

・餡切りや金団などの【竹べら】

・卵を返す金へらは【一文字】

・鉄板焼きに欠かせない【金べら】

・フライ返しは【ダイナー】

・水切りの穴があり万能な【パレット】

・中華によく使う【鉄べら】

・テンパン用の【スケッパー】

・肉の調理に【ミートフォーク】

・製菓の【セルロイドべら】【パレット・ナイフ】

・あらゆる用途に使う【万能べら】と【ゴムべら】


へぎ へしこ べた塩 鼈甲
別足 へっちょこ べったら漬け 紅粉節
紅鉢



手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人