和食用語「名残」

  

名残(なごり)

季節の境目に過ぎゆく季節の風情を器や掻敷や料理で表現すること。主に秋口に夏を惜しむ場合に使われる。

元々は茶懐石の用語であり、10月までで風炉の使用を終えて11月からは炉を出すことにちなむ。この時期に夏の名残を感じさせる懐石献立を出す。


直し 流し物 流し缶 ながれこ
名残 梨割 菜種和え 菜種蒸し
納豆焼き 七草 なべ 鍋下
鍋返し 鍋地 鍋鴨 鍋止め
鍋肌 生揚げ 生代わり 鱠・膾
生出汁 生出来 生身 生利節
並時雨 菜飯 なめる 嘗味噌
名吉 鳴門 納屋汁 南禅寺
難波 南蛮 南部


著者:手前板前 魚山人