和食用語「突羽根」


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突羽根(つくばね)

ビャクダン科の落葉低木「衝羽根(ツクバネ)」の果実。

果実の先端には花の後に苞が残り、羽根突きの羽子(はご)に似ている。

よく似た「ツクバネソウ」はユリ科であり別種だが、やはり衝羽根に似た実がなる。

羽子板の羽根によく似ている形から正月料理に使われるもので、秋に実った果実を塩漬けや酢漬けにしておき正月の椀盛やおせちに使用する。

献立には「津久羽根」と表記することもある。


掴み 突き出し 月の雫 月見
佃煮 突羽根 津久根 造り板
付け包丁 漬物 つけば 筒切り
包み揚げ 包み焼き 苞揚げ 繋ぎ
椿作り 壺酢
蕾漬け つぼ抜き 壺焼き つま
妻折り つまみ物 撮み胡麻 撮み御料
つまみ盛り つみれ つめ 爪型切り
光沢出し 汁煮染め 強霜 面水
氷柱 鶴型切り 釣瓶ずし


手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人