和食用語「卯の花」



卯の花(うのはな)

卯の花は「おから」のことである。
豆腐を作るときの副産物で豆乳のしぼりかす。
「から」という言葉を嫌い、「うのはな」「きらず」と呼ぶ。

うの花とは初夏の「ウツギの花」で、「きらず」は包丁の必要がないという意味。

「卯の花飯」「卯の花ずし」「卯の花漬け」「卯の花汁」などの献立がある。

卯の花和え

卯の花の代表的献立で、「雪花和え」「「吹雪和え」「からまぶし」などの別名もある。塩と酢で締めたサバ、アジ、イワシ、コハダなど青物と相性が良い。

1、おからを水漉しにしてくさみを抜く

2、調味して甘味をつけパラパラに炒り上げる

3、完全に冷ます

4、酢締めにしたアジ等を適当に切る

5、冷めた炒りおからと魚を和える

合わせるのは野菜の炒め煮など色々


魚鋤 魚煎餅 魚素麺 魚麺
魚麩 浮かし 浮き粉 鰻作
宇治 薄板 薄墨
埋み火焼き 薄雪 打つ うねり
卯の花 梅椀 梅醤 裏白
裏白揚げ 裏肉 鱗切り 雲州和え
雲仙和え 雲片



手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人