清楚な花と可憐な芽 


清楚な花と可憐な芽

相変わらず空き時間はブログ作業ばかりなんすけどね、最近かみさんの視線が半端じゃなく痛い。「いつまでやってるのよ」って言う言葉に振り向き、ふと眼を見てみますと、これが全然笑ってない、と言うか完全に氷の目線。
今まで見た事も無い冷たさ。
これじゃ離縁されますかねぇ~(笑
そういえば、仕事から帰る時間も妙に遅い。何の研究してんだかおいらにゃさっぱり分かりませんけど、そんなに残業なんてあるんでしょうか。
しかしこれじゃ、隠し子を育ててるのと殆ど同じ心境なのかも知れませんなぁ。
ブログは孤独なもんです。(サイトカラーにより色々ですけどね)
家庭崩壊にゃ気をつけましょう(笑)




さて、早くもこんな物が出回っています。

芽かんぞう


山菜の一種「かんぞう」の若芽です。
かんぞうは、山里に行くとよく見かける花で、鬼百合に似た綺麗な花を咲かせます。「やぶかんぞう」と「のかんぞう」のふたつありまして、やぶかんぞうは美しい八重咲き、のかんぞうは、一重咲きです。雪がとけると見られます。

この若芽は生育が大変早いために、まだ雪に埋もれているのを掘り出して採取することが多くなり、けっこうな手間ですね。
他の山菜と同じく、さっと茹でて水でさらして食べれます。
おひたしや和え物に、また天ぷらや煮物、炒め物、汁椀の実、サラダ、酢の物と多様に使えます。
板前は、新春になれば好んで刺身の「つま」に使います。

山に自生する植物が花を開くのは、なんとも清楚な感じがして爽やかです。
ことに百合系の花は、控えめながら華麗さもあり、なんとなく凛としていますよね。おいらのかみさんだってついこないだまで・・・・・・・(笑)
その芽は生命の息吹そのものって気がします。
「冬来たりなば、春遠からじ」
この言葉はとても良いですね。日本の自然の中で、四季のうつろいに抱かれながら生きて行きたい。そんな思いを強くする言葉ですよね。
50年後・100年後まで、その自然を残していければいいのですが。


なお、甘草と漢字で書くのはマメ科の薬草を指しています。


Posted by 魚山人 at 2008年

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