生活保護と切り捨て政策  

生活保護と吸血鬼②

“切り捨て政策”始動

5月24日

大阪市北区のマンションで母親と3歳の男児とみられる遺体が見つかった。

室内には食料が見当たらず、「もっとたくさん食べさせてあげられなくてごめんね」という内容のメモが見つかった。

2人は井上充代さん(28)と息子の瑠海くん(3)とみられ、司法解剖の結果、死後3か月がたっていた。

警察は、2人が生活に困窮し、死に至った可能性があるとみて、詳しい経緯を慎重に調べている。

2人は北区の区役所に転入届を出しておらず、夫や母親にも無断で転居していたとみられている。今月上旬、警察に井上さんの実の母親から行方不明届が出されていた。


5月29日

昨年7月、
夫と3人で住んでいた大阪府守口市の役所に、生活保護の相談をしていたことがわかった。

去年10月、
井上さんの母親から「娘が生活に困っているようだ」と警察に相談が寄せられた。

守口市によると、母親は昨年7月4日、生活保護相談の窓口を訪ね、「これから生活が不安定になる。仕事が見つからなかったらどうすればいいか」と相談した。担当者は、仕事がなければ再度来るよう勧めたが、その後、連絡はなかった。

子の瑠海君は、1歳半の乳幼児健診と2歳の歯科検診が未受診だった。市は繰り返し電話したが連絡が取れず、今年4月下旬、市の保健師が自宅を訪ねると夫がおり、「2人はどこに行ったかわからない」と話したという。

北区役所・清原健介保険担当課長「今回の件に関しては、対応は正直難しかったのかなと思います。まず何らかの形で助けてほしいという声を、大阪市だけではなくどこの役所でもいいんですけど、あげていただくことが必要だった」
 

28歳といえば1980年以降の生まれである。その若さで、3歳の子供ともども電気もガスも止められた部屋で「餓死」

役所は「住民登録がウンヌン」と言い訳をしているが、この母親は【生活保護の相談に来庁】している。そして、窓口で【門前払い】されている。

その一方で、「こわもて」の連中には生活保護費を払っているのだ。

五体満足でどう見ても働ける連中。だが「何らかの圧力装置」のおかげですぐに保護費がおりる。

圧力とは弁護士同伴とか、各種政治組織とか、そういったものであり、担当役人は「騒がれては困る」という自分の保身からOKを出すのだろう。

そして、個人で来る弱い立場の者は冷たく追い払う。
追い払われた者は二度と役所には行く気になれない。
どんなに困っても行かない。

こうした事が全国で行われているから、「本当に困窮した日本人」は孤独死するしかなくなる。

毎年、統計として「餓死者」の数を発表してる厚労省は、こうした現実を把握しております。

把握してるのに、
[ 田村憲久厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で、今国会に提出する生活保護法改正案の条文に、受給申請者に資産や収入を書面で提出することを義務づける規定を盛り込む方針を明らかにした。]

つまり、申請者を今以上に「追い払いやすくする法律」を厚生労の役人と自民党・公明党は国会に提出するということ。

民主党の「口頭でも申請可能にすべき」という意見も容れる形で、素早く国会を通過するだろう。

「日本国籍を持つ者だけを対象にする」という改正案は入っていない。日本人の若い女性とその子供は餓死させるのに、外国人の生活費は出してやるというわけだ。

クソ法律!

「バック」があるズルい連中は今までと変わらず気楽に申請し、小役人どもはトラブルを嫌って申請を受理するだろう。

そのストレスを「弱い日本人」に振り向ける。困窮した日本人を窓口で追い払うという行為がそれだ。

それをやりやすくする法律なのだ。

田村憲久厚生労働相発言
「運用でやっていたことを法律に書くだけ」

つまり「門前払いを認めます」という意味である。

詐欺師どもはまったく困らない。
困るのは「まともな日本人だけ」
結局はそうなる。

政権も官僚も「格差」を是正する改革には興味を持っていない。
興味があるのは「権限をより強化」することだけ。

例えばこのような規制。

5月29日
自民、公明、日本維新の会の3党は、児童ポルノ禁止法改正案を衆院に共同提出した。今国会での成立を目指す。改正案は、現行法で規制されていない児童ポルノの単純所持を禁止。
「自己の性的好奇心を満たす目的」での所持に1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科す規定も、新たに設けている。

漫画を持っているだけで逮捕(笑)

逆に性犯罪が増えるだけ。低能の政治家はともかく、警察官僚などはこれでロリコン犯罪が減ると本気で思っているわけではあるまい。

規制内容が曖昧であればあるほど「別件逮捕」が簡単になる。それが本来の目的。つまり、これは警察に恐るべき権力を与える為の法政。

自民党の「体質」を理解できない国民にも困ったものですが、もっと困るのは「他にマトモな政党がない」ということ。

なんとも哀しい国ですね、日本は。

2013年05月30日

冷たい雪景色

板前って奴は因果なもんです。飛行機の機内食や飲みモンでさえ無意識にチェックしてる。面倒な習性だが職業柄仕方ないのかなと思います。

ちょいとした出張帰りの羽田上空、珍しく窓から都内がよく見える。

昔はね、東京の街並みが窓から見えたらホッとしたもんです。
「ああ、帰ってこれたなぁ」
「ただいま」
って感じでねぇ
安心感やら、これから先の「やる気」をもらったもんです。

まぁ、「やるぞ!」って気持ちになった。これは東京生まれの御仁ならご理解できると思います。(あるいはそうでない人も)

気取り過ぎのきらいはあるが、ある意味では「熱」があった。温かく感じることもあったということです。

ところが、この日は「冷たさ」しか感じませんでした。
「うらさびれた冷てぇ街だね、どうも」
そんな印象です。

そうした印象は、ネットでみたニュースのせいかも知れません。

Yahoo!ニュース(毎日新聞)にこんなものが・・・

<40代姉妹死亡>「生活苦しい」区役所に3回相談 札幌
札幌市白石区のマンションで知的障害のある妹(40)と姉(42)とみられる遺体が見つかった問題で、この姉は約1年半前から3回にわたり区役所に生活相談に訪れ、生活保護申請の意向をみせていたことが、市役所への取材で分かった。姉は自身の仕事や妹の世話をしてくれる施設も探していたようで、その最中に急死し、連鎖的に悲劇が起きたとみられる。

 札幌市保護指導課によると、姉は10年6月、11年4月、同6月の計3回、区役所を訪れ「生活が苦しい」と訴えた。2人の収入は中程度の知的障害がある妹の障害年金だけだったとみられる。昨年6月、姉は「今度、生活保護の関係書類を持ってくる」と言って必要な書類を聞いて帰ったが、その後は相談がなかった。

 北海道警の調べでは、姉妹の部屋に求職に関するメモがあった。姉とみられる遺体の死因は脳内血腫。姉は3年前に脳外科を受診した記録があり、体調不良を自覚しつつ職探しをしていた可能性がある。区内の民間障害者施設によると、姉は約1年前に妹の通所の相談に来たが、決まらないまま連絡が途絶えたという。

 一方、妹とみられる遺体の死因は凍死で、死後5日~2週間。料金滞納のためガスは11月末に止められており、室内は冷え込んでいたとみられる。

 姉妹に近所付き合いはなく、地元町内会長の本田鉄男さん(66)は「マンションが町内会に加盟していれば回覧板で変化に気づけたが、非常に残念。せめて市役所から知的障害者がいるとの情報があれば対応できたのだが」と話す。

 ただ市保健福祉局の担当者は「障害を知られたくない人もおり、情報を一元的に出すのは難しい」と話す。民生委員の巡回は高齢者宅に限られ、災害時の要援護者のリストアップも、希望者だけを登録する仕組みだ。

 札幌白石署によると、昨年12月15日に家賃滞納分の振り込みがあり、それから数日内に姉が急死したとみられる。同20日に「111」など複数の発信記録が姉の携帯電話にあった。残された妹が110番など何らかのSOSを出そうとしたのかもしれない。 https://headlines.yahoo.co.jp/

札幌の話ですが、これに似た話題はアチコチにあります。もちろん都内でもね。

お姉ちゃんはどんな想いで生きていたのか。生活保護も受けず(たぶん受けられず)、どれだけ苦しい毎日だったのか。

>「今度、生活保護の関係書類を持ってくる」と言って必要な書類を聞いて帰ったが、その後は相談がなかった。

当たり前だってんだ!
クソ役所のクソ書類なんぞ満たせれるかっての。

身内全員への連絡が必要だの、どうせ「本当に困っている人には不可能」な欄で一杯でしょうよ。連絡がなくなるのは当然。

「不正を防ぎ、税金を正しく使う為です」
そうクソ役人どもは吐かす。

じゃあ、働けるくせに仕事もしねぇ怠けモンのクソ野郎どもが、何で生活保護を受給して遊んでるんだって話でしょうが。

おかしいでしょう。どう考えたって。ふざけるなって。

お姉ちゃんが死ぬ寸前に考えたのは妹の安否でしょうね。
「妹を、誰かお願い・・・」
間違いなくそう思いながら死んだ。

だが、「誰も」気がつくこともなく、妹は「餓死」(死因はおそらく凍死)

知的障害者は子供と同じ。だから純粋で無垢な心を持ってます。(ある意味で今時の子供よりも純真)

姉ちゃんはどんだけ心配しながら死んでいったのか。なのに誰も助けられないで餓死。食べるものもなく、寒さにふるえながら死んだ。

今じゃ電気もガスも水道も一ヶ月滞納すりゃすぐにストップ。何が「ライフライン」だか分かりゃしねぇ。人間の血がどこに流れてるのかも分からねぇ。

ハラワタが煮えくり返ります。
「子供」を殺しても何とも思わない。

何でこんなクソみたいな国になっちまったんです?
おいら達の国は

お姉ちゃん。
ごめんよ。

ハイテクだの経済大国だの学歴だの、いつまでそんな「無意味になった」残骸を追い求めるつもりです?

日本はね、「負けた」んですよ。
「日本が持っている本物」で勝負を続けりゃ勝てた。

だが、マヤカシの偽モンばかりで勝負しようとして負けた。当たり前でしょが。マヤカシがいつまでも通用するかってんだ。

誰も彼もその「事実」から目をそらす。あるいは事実に気が付かないほどのボンクラ揃い。

タクシーの運ちゃんは言う。
「時代は変わりましたねぇ~」

腹の中で、「変わったんじゃねぇ。変われねぇだけだよ!」

珍しく雪色の街を眺め、自宅直行をためらう。
結局なじみの女将の店に

「あら」

「遅くにすまない」

女将はいつでも柔らかい顔をしてる。
和服が決まりすぎて、まるでお袋を見てる気になる。

「最近どうもジジイになっちまったよ」
「なんか涙もろくなってね」
「困ったもんだ」

雪景色も凛としてるなら美しい。


だが寂れちまったら、ただ寒いだけ。
冷たいだけです。

「女将」
「今日はぬる燗じゃなく熱いのをつけてくれないか」
「そんな気分なんだよ」

2012年01月27日

日本にゃね、実は「世界一」のモンなどほとんどゼロ。独創性もなく、みんなモノマネ。特にアメリカの真似。今の中国みたいに「安さ」と「ダンピング」で経済大国になった。

たまに本物の世界クラスが出りゃ「みんなでよってたかって潰す」で、潰されくない才能は海外に逃げ出す。なのに世界一にこだわり、東大が世界クラスだと錯覚。

その東大さん出身が「日本の可能性」を潰し続けてきた。きれいごとだけ言って汗をかかない連中がね。現場も技術もロクにわからねぇ秀才ども。

そんな連中だけが安泰でいられる。そんな国がいつまでも「トップクラス」でいられる訳もない。

「負けた事実に目を向けようとしない」それはこのニュースが象徴してる気がしました。


老人介護に絶対に必要になる「海外の人材」を受け入れない役人の規制。日本人の若者だけじゃこの先の超高齢社会の介護者が足りない。それは分かりきってます。なのに役人どもは「追い返す」に等しい規制を頑迷に変えない。

年寄りや病人は早く死ねって事ですかね?

「ガイジンはいらない」
この期に及んで何を世迷っているんだか。頭の中をみてみたい。

せっかくアジア諸国から福祉の「人材」として来日し、一生懸命に日本語と介護技術を勉強しても、日本は受け入れない。で、「人材」は中東や韓国に流れてしまう。

だから「負ける」んでしょうが。

なぜ「正々堂々」っていう武士道精神がゼロなのか。ネチネチして腐った【お岩さんの恨み節】のような感覚なのか。そんな感覚だから「家電の命」たるテレビも韓国に負けるんです。

何が「世界一のスパコン」だよ。それならなんで韓国・中国に負けてるんだって話でしょうが。



【ライフライン】
笑わせんなって事。

東電は金をたっぷり隠したまんま電気代値上げ。猪瀬さんが言ってた殿様感覚どころじゃないですな。ありゃ、水戸黄門に出てきた「悪代官」そのもの。

だいたい今でも電気代高すぎでしょ、どう考えても。発送電を分離して競争しない。

どんな業界でもそう。まっとうな競争をしない。

「既得権」で、正当とは言えないゼニをもらい何も恥じない。税金にたかり、庶民に対しては詐欺師と変わらぬ銭もうけ。

それでどうやって外国との競争に勝てるのか。
まともに努力しねぇガラクタ連中がね、必死にやってる国々に勝てるわけがないでしょうよ。

家電はすべて韓国に負け、閉鎖的な通信業界もアップルのスマホにボロ負け。で、そのスマホに振り回されてドコモもKDDIも回線ダウン。

「政治は三流、企業は一流」も過去の話。

「円高」も「災害」も言い訳にはなりません。それがなくても、もう日本の企業は世界で競争する力がない。

海外に出れば「日本の企業は落ち目」 魅力のある製品がなにもないから無視される傾向。

でも国内で暮らしてるとその実感はない。それだけ「閉鎖的」ってわけで、これが「既得権の厚さ」ってこと。

経済や先端技術、それに頭脳で負けたわけじゃない。
「人間を、自分の国を、大事にしないから」負けてるんです。

「人間の情」を失くした日本人のどこに価値があるっていうのか?
そういう記事です。

 

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