
霊長類は恐竜が衰退していく時期(白亜紀末期頃、8000万年前くらい)に、1億年以上地球を支配していた恐竜と入れ替わるように進化が始まったようです。
原始的なサルから少し知能の発達したサルに進化したのは、だいたい2500万年前くらいとみられます。
祖先は、おおよそ700~1000万年前頃に「サルをやめて人になった」と推測されているみたいですな。
ヒトの祖先である【猿人】は、現在のところ400~600万年前くらいに出現したと考えられています。
手が器用に使えるようになった事で、原始的な道具(動物の骨や木の枝など)を早い段階で使用していたでしょう。
現在分かっている最古の猿人は約500万年前。
500万年というのはコロラドのグランド・キャニオンが形成された年月と同じです。(数千万年という説もある)
恐竜は2億年近くも地上を支配していたわけですし、500万年が長いと感じるか短いと感じるか微妙なとこですね。
アルディピテクス属が約500万年前、アウストラロピテクス属が約400万年前。
猿人の時代は約200万年前まで続き、後期には原始的な石器も使っていたようです。
猿人よりもヒトらしくなった【原人】は、脳が現生人類の75%くらいあり、打ち付けて割った丸い小石、初期の石器である「礫器」を使っていたらしい。猿人に比べればかなり高度で精巧な石器だと言えるでしょう。
ジャワ原人で有名なホモ・エレクトスなどがよく知られるところですね。
原人の後期に、「火の使用」ができるようになったようで、これは「道具の使用」に次ぐ革新的な出来事と言えましょう。火を用いて調理するという「ヒトらしさ」も、この時期からです。
【旧人】は約20万年前に現れたネアンデルタール人のことで、2万数千年前に絶滅したとされます。
ネアンデルタール人はかぎりなく現生人類に近く、埋葬の習慣や芸術的な壁画を描けるような「文化」と呼べそうなものを持っていたようです。
そういう事もあり、学者たちも長い間「ホモ・ネアンデルターレンシスがホモ・サピエンスに進化した」のだと考えていました。
分子時計~古人類学の変遷
自分が学生時代に教わったのは、【人類は猿人から原人、原人から旧人、旧人から新人に進化した】という説で、これが常識として語られていたものです。
ところが、80年代以降に分子生物学などが急速に進展して古人類学の分野にも大きな影響を与えるようになり、例えば「ネアンデルタール人がホモ・サピエンスに進化した」つまり旧人が新人になったという説は、ほぼ間違いだったという事になりました。
つまり我々の常識は覆がえされたわけです。
今では、【前の種からDNAが分岐した】と考えるのが普通のようです。
新人と旧人は、同じ原人(最後まで生き残った優秀な種族の優れた個体でしょう)から極めて近い時期か、ほぼ同時期に分岐し、同じ時代を生きていたが、旧人は滅び、新人は生き残って現生人類に至る。そういうことです。
つまり、生物というのは細胞が分裂するように「種が分岐」して誕生し、その種は死滅するかさらに分岐して次の種を生み出すという「生き物の生涯」をマクロに拡大したような循環で進化をするということでしょうか。
これは「多次元宇宙」と似ているなあと思います。
宇宙は並行して無数に存在するという理論です。
スケールがまるで違うというだけで、宇宙も「生まれて」「それが分岐し」「進化して」「さらに次が生まれる」そのサイクルはミクロと同じなのでしょう。消え去ったものもあるでしょうしね。宇宙とか生命とはそういうものなのかも知れませんねぇ。
我々が知っているだけでも数えきれない程の生物種がおりますけども、ヒトという種に相当する宇宙(最も進化した宇宙)とはどういうものなんでしょうか。もしかして我々が存在するこの宇宙がそれなのか。
ホモ・サピエンス~その母親
ミトコンドリアDNAは、母親から子に受け継がれますが、父親から受け継がれることはありません。
ですから、母親の母親、その母の母の母の母の・・という具合にミトコンドリアDNAを追跡調査すれば、どこまでも女系をたどることが出来るわけです。父親の系統は無理だけど、母の系統は遡ることができる。
UCバークレーの研究者グループは、多くの民族を含む147人のミトコンドリアDNA(133種類のミトコンドリアDNA)の塩基配列を解析し、系統樹を作成しました。
その結果、全人類の共通の祖先がアフリカに存在した1人の女性だということが分ります。
その女性が【ミトコンドリア・イブ】です。
(※唯一無二の存在だと誤解されやすいが、そうではなく、系統を遡れたある一つのサンプルと解釈すべきものです)
(※男性にだけ伝わる染色体を遡ると6万年前の”Y染色体アダム”に到達し、これが男性の共通の祖先とされる。しかしY染色体は途切れやすい事もあり、Y染色体アダムも概念に近い存在です)
まあ、「昔は我々の土地だった」とかいう領土問題など笑止だということです。
それを言い出せば、全ての土地は「現生人類のビックマザー」である彼女のものだからです。
そりゃそうでしょう、今地球上にいる我々ヒトは、この「おっ母さん」の子孫なんですから。
この母が存在した国が世界中の領土権を主張してくれば、それが通ってしまうからですな。「昔は・・」が通るならね。
つまり人類が生息する全ての土地は中央アフリカ人のものという理屈になってしまうのです。
学者さんたちの間で主流になっている「アフリカ単一起源説」によりますと、約800~1000万年前にヒマラヤ山脈の造山活動が活発になった影響でアフリカ北部に乾燥した空気が流れ込みサハラ砂漠ができた。
アフリカ東部では大地溝帯が形成されてインド洋からの風を遮断。こうしたことからそれまであった熱帯雨林が急速にサバンナ化。
広葉樹の果実が主食のサルにとって熱帯雨林減少は死活問題。サバンナ化によって広葉樹が激減してしまったのでサルや類人猿はかなりの数が滅びたのではないか。
じりじりと樹木が減っていき、木の枝から枝への「樹上生活」は難しくなる。移動するために木から降りて隣の木まで地上に降りて移動しなきゃならない。
モモンガやムササビなどのように空中を飛ぶといった解決法を選んだ哺乳類もいれば、サルのままでいた種も多かったが、ヒトの祖先は多分そういう手段が選べないほど厳しい環境だったのではないか。
歩いて、立ち上がる。
二足歩行の選択肢しかなかったのかも知れません。
流れを最初から追ってみましても、ヒトの進化はどうも「厳しい環境」が鍵だったと思われるんですよ。数百万年の間ずっとそうです。かなりの近縁種(亜種)が滅びたことでしょうし、それはつまり非常に厳しい危機的な環境だったということです。
生きるか死ぬかの厳しさに直面し、生き延びた種がいる。
それが要するに「分岐」であり進化なんでしょうね。
古い種では環境に耐えられず、適応した機能を持つ新しい種にバトンタッチしたのでしょう。
一部の類人猿は木から降りることで生き延びた。
サバンナで生存率を高めるには「遠くを見れる能力」が有利であったと思われます。
樹木が減れば果実なども減るわけで、そうなれば生き残るために狩猟者になるしかなかったでしょう。肉食が主で、僅かな木の実などは副食にしかならない。
サルのような四つん這いでは草の向こう側が見えないので獲物を狩るにも不利だし、捕食者(肉食獣)に襲われやすい。なので立ち上がって「二足歩行」をするようになった。
立ち上がると必然的に手が使いやすくなり、指先が器用になっていきます。これが脳の発達を促すことになったんでしょう。
二足歩行が、脳を巨大化させて知能を著しく発達させた要因だとされます。【ヒト属】の誕生ですな。
※白亜紀のティラノサウルスが代表的な肉食恐竜は「二足歩行」だったとされていて、ひとつの種が数百万年は存続したと思います。彼らは本当に「脳ナシ」だったのか?
不自然なほど小さな手は事実上「ほとんど何の役にも立たなかっただろう」ということで「恐竜は爬虫類なので脳ナシ」だと片付けられているみたいですね。
しかし「何百万年もの間役に立たない手をそのままにしておく」ことが生物進化上あるんでしょうか?
人類以外に二本足で歩くのは一部の類人猿とダチョウくらいのもので、他は恐竜だけでしょう。こういう面から見つめなおすと面白いですね。
ヒト属は猿人から原人に移行し、やがて更新世(洪積世)後期のリス氷期(12~25万年前)を迎えます。
「氷期」に突入した地球は環境が急変、ヒト属ははこれによって大幅に激減したらしい。まぁ氷期が来るたびにそうなったんでしょうけどね。それまでも。
リス氷期に突入した頃に、新種のホモ・サピエンスが誕生します。我々人類の直接の祖先が現れたのです。約25万年前のこと。
ミンデル氷期(50万年前)の頃に、ホモ・エレクトゥスから古いタイプのホモ・サピエンスに移行しており、これが脳を発達させていた。
そこから新種のホモ・サピエンスが分岐した。
同じ種からネアンデルタール人も分岐。
つまり新人と旧人は共通の祖先から誕生したのです。
氷河期がかぶることが面白いですね。
人類の遺伝的多様性は他の種に比べて小さく、これは非常に小規模な集団から進化した結果であろうとされています。
上に記したように絶滅寸前まで減ったということでしょうかね。
寒さ攻撃に耐えぬいて、鍛えられ、生き残った結果、人類はサルにはない寒冷地での適応を身に付けることができ、同時に衣服や火の使い方も巧くなり知能もさらに進化。地球の隅々まで広がり、今では数十億の人口に。
「ミトコンドリア・イブ」は、こうした大変動期に出てきたお母さんだというわけです。現在地球にいる人類の直系の祖。
イブの子孫たちは、進化した知恵を携えて「外の世界」に出て行くようになりました。5~10万年前のことです。
これを【出アフリカ】といいます。
旧約聖書にあるモーセの『出エジプト』を想わせますが、これに因む呼び方なのでしょう。
たちまちユーラシア大陸の隅々まで広がり、東の果てである日本に来たのは約10万年前。
(すでにホモ亜種が存在していて、その後イブ系が来たのかは微妙なとこです)
※(現在日本で発見されている最古の人類の足跡は前期旧石器の「砂原遺跡」で、約12万年前のもの。通常の学説では5~6万年前に日本に来た人類が最古とされる。この辺は簡単に説明し難いので、次章で整理して書いてみます)
まだ農業というものが存在していませんので、必然的に狩猟で生きていたのでしょうから、動物を追って暮らすしかなく、動物の移動に合わせて人類も拡散したので、数万年という早い期間で世界に広がったのかも知れません。
ネアンデルタール人は非常に現生人類に近く、知能も高くてホモ・サピエンスとあまり変わりなかった様です。4万年前に滅びたか新人に移行したと思われていたわけですけも、先述のように別の種であることが分り、「我々と直接つながりはない」となりました。
ところが最近になって、新人と混血した可能性が出てきたり、数千年前まで存在していたかも知れないなどという説も出て来ました。ヨーロッパで多く発見されるネアンデルタール人ですが、もしかしたらこの種族が日本に来てる可能性もあるかも知れません。
2013年07月28日
Comment
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にょハヨーございます 父ちゅん。。 Uノ(エ)`Uネム~
つヵ 記事
ナゲーんだよクソジジイ(▼Д▼#)←黒鯔
ミッシングリンクっっ
(↑ジミント道路族議員が喜ぶアレとは別ね。。。)
分岐説を採れば、、、
中間型化石が見つからない解決に・・・
ナリマヘン。。。
でも 分裂式の突然変異ならOK
《徐々に》進化していくとは限らないモンね
ボボボ~ンとヒトが。。。(コレゎヒト犬→▽ ̄(エ) ̄▽
Posted by マル子 at 2013年07月28日 23:07
「父ちゅん」じゃねえよ(~_~;
夜更かしばかりしちゃいかん。
早寝早起きしなさい。
ま、ナンだな。
とりあえず優勝したし、
エースも飛び出したし、なによりだった。
ザックではないが、おいらも豊田だ。
豊田陽平!
好きだねぇ。
彼はチーム貢献度抜群ながらツキがなかった。
こんどこそ代表に定着できるといいなぁ。
ブラジルでの勇姿を心から願っている。
頑張れ、豊田!
Posted by 魚山人 at 2013年07月29日 05:25
ごめんなさい。。。。。
マネして長い記事UPしたのはいいけど、、、
間違えてるとこがあったので暫く非公開にシトキマス
すまんすまん(~(エ)~;ゞ ←魚山人ふうのカオ
この記事読んでドタマに浮かんだのはね
原始共産制と現代人の自然回帰願望
「田舎はいいなぁ~」とか「大自然の中で暮らしたい」
そんな人がけっこう都会に多かったりする
そんな人々のほとんど全部がね、、、
インフラがない暮らしが理解できてないワケ。。
電気 ガス 水道 そして、、、、
トイレのない生活
それにアンタは適応できるの? ちゅ感じ。。。
父ちゃんが何かに書いてるように
「人はもう自然に戻れない」とワシも思う。。。。
原始人は自然にホルド(群れ)を作るでしょ
狩りの成功率って低いから獲物は限定的
食料はギリギリで多分一日一食か二食
ということは必然的にホルドは平等
奪い合って殺すと狩りの構成員が足りなくなり
命を維持する食料確保も不可に
奴隷を持っても食べさせる食料が減るだけ
アフリカの肉食獣のように分け合うしかない。。。
ヒトを”むきだし”にしてみるとオモロイでするネ
文明がここまで来てながら、、
何でいつまでも
《ヒトのまま》なのかと逆に思ったりするよね。。。
Posted by マル子 at 2013年07月30日 08:09
初めまして魚山人様。
初めてこのサイトに訪れたのはもう5年程前になるでしょうか。魚の捌き方などの手本にと開いたのがきっかけです。
お陰様で切り身になっていない新鮮な魚を見かけると嬉しく思うようになりました。
それ以後他の記事にも興味があり度々訪れています。本来なら先に感謝のご挨拶するべく所を他人の家を外からのぞき見しているような気分で5年も過ぎてしまいました。この場でお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
私は音楽家であり、プロの料理人ではありません。その中で料理人の方の視点を知る事は創造性という意味でも大変興味深いですし、人と食の関わりやそれを取り巻く現代社会を再考察する上でもよい勉強になっています。
私にはネット上を仮想の世界の事として実生活と切り分けて発言する事に危やうさを感じ、本名を名乗らず発言する事は避けてきました。しかしこのサイトにおいてはハンドルネームながら責任ある発言が活かされているのではと思いに至り、ここでは鯵郎とさせていただきました。
特にひねった意味はなく私にとって一番身近で好きな魚というところに本名一文字いれました。
現在はコルカタに住んでいるいる為に残念ながら身近な魚ではなくなってしまいましたが、日本へ行ったら楽しもうと思っています。
最後に伝えておきたいのは、魚山人様の生業に対しての真摯で謙虚な姿勢、またそれに呼応するように足跡を残していった職人の方々へのお礼の気持ちです。
ありがとうございます。
これからも読ませていただきます。
鯵郎
Posted by 鯵郎 at 2013年07月30日 19:07
魚山人様 お疲れ様です。
前記事に続き、この類のテーマが大好きです。
ありがとうございます。
マルちゃんの非公開中のコメが気になります。
魚山人様親子の洞察するポイントが解りかけてきたような気がして (^_^)☆
最近トレーディングの勉強にはまってまして、「俯瞰」「歴史」「本能(強欲、恐怖」
これらキーワードが腑に落ちてきました。
経済学者のパレートが人には二種類のタイプがあると言っています。
考え抜くことが好きな「スペクタトゥール」と、指示待ちタイプの「ランチエ」
大衆に「ランチエ」が多いのも私自身の経験から「めんどくさい」「楽して得たい」という
ダメだけど自然?な思考があるためです。
ランチエな自分ですがスペクタトゥールになることを願っています。
そして、行動を変えていくことによって結果を変えます、願うだけではダメだから。(*^_^*)
トレードがらみのコメントで失礼しました。
Posted by Floridian at 2013年07月30日 21:47
マルちゃん。
原始人と変わっていない本質。
そこをどう解釈するか、それが要だねぇ。
技術文明だけが急流のように突出しているわけだが、「昔と変わっていないヒト」は、その急流に追いつけているのか、それとも溺れかけてるのか・・・
そろそろ「種の分岐」を促されている気がしないでもない。
進化した新たなヒトは闇のなかで抹殺されるかも・・
なにしろ歴史は人間にとって大きするが、全体からみれば1万年も一瞬にすぎないからね。
おいらたちの感覚では「進化」に気づけないかも知れない。
Posted by 魚山人 at 2013年07月30日 22:50
鯵郎様。
どうもありがとうございます。
たとえ人類全体の業を摘出する為の一例とはいえ、インドの事を悪く書いてしまった本文記事。
ベンガルにお住まいの鯵郎さんも、良い気分にはならないものと思います。
敢えてそんな記事に初のコメントをくださった。
決して固有の何かを一方的にパッシングする”性質”ではないと、インドの歴史や文化はきちんと尊重している筈だと、それは5年の読書歴で理解している。
そんなふうな「見えない文章」が書かれている気がして尚更に嬉しく思いました。
ネットでの発言の件ですが、
日本は、残念ながら「個」とういものが確立された社会ではないと自分はみております。
そのような社会では「少数」・「異質」なものは必ず排除される事になります。それが正論であろうが関係なく圧殺される。
そんな性質が根強く残っている国民なれば、ネット空間という新しい場においても、やはり昔のままの「ムラ」が形成されるだけでしょう。
ですから鯵郎さんが、
>「実生活と切り分けて発言する事に危やうさを感じ」
るのは大変よく理解できます。
同時に、上のような「ムラの民」が蔓延する空間であれば必ず平準化、均一性を求められるでしょう。
早い話「当たり障りのない発言」をしなければならないという事です。
日本における他の社会とまったく同じか、それ以上に和食料理の社会も閉鎖的で陰湿な部分が残っております。そしてそれは「余計に当たり障りのない発言」をしなければならないという意味にもなります。
日本社会や、自分が属するテリトリーの悪しき習慣などを、歯に衣着せぬ態度で書いたりすればどうなるか。
本人だけが叩かれるのならまだしも、関係者にまで迷惑が及ぶ事は自分自身の人生経験に照らしてみてもあきらかです。
「本音を吐けないならBlogなんぞ書く気なし」
その本音がオベンチャラではないので、自分はハンドルで通すことにしております。
最後に、
鯵郎というのは実に味のあるハンドルですな(^^
また是非お立ち寄りください。
ありがとうございました。
Posted by 魚山人 at 2013年07月30日 22:51
Floridianさん、こんばんは。
トレーディングですか。
よく分からない分野ですが、おいらはテクニカルをまったく信用していないクチです。というかマル子と違って理解できないだけですが(笑)
専門家は「群集心理」を操っている気でいるみたいですが、「ミイラとりはミイラに・・・」
結局、頭で考えないオッサンが勝つバクチと同じゃないかと(^_^;)
Posted by 魚山人 at 2013年07月30日 22:52
お疲れ様です爺。
ツカな
記事ナッゲーっつーの!
(▼(ェ)▼)ワンワン♪←黒マル風。
あのよ爺。
先日 待望だった NHKの
「深海サメ」の番組を録画して
まったり休みの日にみた。
あいつらさ
爺の書いた 氷河期とか
恐竜の時代とか 関係ネェのな。(笑)
一億年前の化石と同じ姿で
今を生き抜いている。
それゎ
隕石の落下も 氷河期も さほど影響のネェ深海に 生活の場を選んだからだろう。
ま。楽しかった番組でした。
「偉い」ってヤツゎ たいがい
「先生」と呼ばれる。
その番組にも「先生」なる人間が関与して 初めてできたモンだろう。
人間なる生き物ゎ 淘汰しあって進化か退化か分からぬが 今に至る。
どのみち 間違いなく絶滅するであろう。
俺思うにね
黒い姫が言う
「自然派」を望む若者が
どんだけインフラ整備の内容を理解しているか。←これに尽きると思うのよ。
上水道 下水道 道路に
他ならぬ今現在の文明の力。
爺の書いた アフリカの母。
これが この人が 何を どこまで知っていたか。
おそらく本人ゎ 完全に無意識。
死刑囚を相模湾の海溝に沈め 深海に住む生態系の餌にする。ナンツー発想ゎ 無理だな。
(笑)
先生ナンツー生き物ゎ たいがい理不尽である。
が。
俺ゎ幸せなことに
次男坊の担任になった先生が大好きだ。
ま 珍しいことだと思う。
素晴らしき教師だからだ。
おっちょこちょいで 感情的
なをかつ 好き嫌いが はっきりしている。(笑)
だって人間なんだもん。
形や理屈ばかりにとらわれ
子供達の顔を直視出来ない教師なんざ クラッチ使えないドライバーみたいなモン。
ものの根本を知らないから鬱になり去って行く。
だいぶワープするが
茶道の先生。
おそらく 頂点に存在する方ゎ 表舞台に出ないね。
利久七則
勘違いされてますからね。
偉いのゎ 誰でもネェのよ。
亭主ゎそれこそ「人間」を相手にしたという前提で 心ばかりの接待をする。
その答えが「茶」なはず。
我々 鮨板前もおなじ。
できることゎ 極 些細な
こと。
手を抜かない とか
流されない とかね。
そこを理解してくれる お客様が俺にゎ存在するの。
幸せなことに。
これゎ 要するに「個」の
意見である。
クニ イエ コ。
ならば逆に
個が 家なり 国なりを
動かす時代に入らないと いけないのでは?
ミクシィ
facebook
ライン
クーグル+
等 コミュニケーションの方法ゎ多種多様な時代。
が。
そんな中 俺が選んだのゎ
爺のblog。
常に 今の常識からすると
謀反的なblogなんかな?
俺にゎ普通に感じるンダガ。
爺が このblogの行進を続けたところで 世の中わ変わらない。
でもな 俺。
爺の背中お酢。
イヤイヤ(≧∇≦)
推す。
いままで 散々世話になったからだ。
こんな男子が鯔次郎です。
あなた様から ハンドル付けて貰った 鯔次郎なんです。
毎日毎日精一杯 鮨板前を営んでます。
おそらく ここ20年辺りを境に進化した動物かと。(笑)
生々しいキズ。
まだ治らないo(T□T)o
そろそろ風呂入らしてくれ。
んぢゃm(__)m
Posted by 鯔次郎 at 2013年07月31日 02:18
こんばんは。
お疲れ様です。
夜分に失礼いたします。
ミトコンドリア・イブ ある意味、夢でした。
いろんな感情がある中で、根は一つ、みたいな。
この最果ての地に 生きています。
Posted by 月下 at 2013年07月31日 03:04
すし板が掌を怪我すんのは、刺場板が指を切るのと同じで、あっちゃいけねぇ事だ。
いくら包丁ではなく牡蠣ムキだといえど、心掛けがなってねぇ。しっかりしろい、このボンクラ板!
ま、説教はこんくらいでよかろう。(←
お疲れ様でした鯔次郎さん。
サメは古生代のデボン紀頃もいたという説があるから恐竜よりも前から存在してたってことだね。生きた化石どころじゃない、まったく不思議な生物だよ。
ところで何故か日本神話ではサメを鰐(わに)と呼ぶ。
今でも出雲弁ではワニだ。
サメもワニも神話にしてる地域があるのだが、両者に共通するのは「不死伝説」
外的要因がなければ寿命が無いという人さえいる。
まぁ実際は数十年~百年で死ぬようだが。
科学的には彼らの体に特殊な「抗体」があることが分かっているそうだ。
いろいろと面白いモンですなぁ。
月下さん
人類の母
前の年代ではアウストラロピテクスの「ルーシー」が騒がれたモンですけどねぇ。
ミトコンドリア・イブ学説が出たのは80年代の後半。
おいら達がガキの頃習った人類の起源も、かなり大きく変化しましたよ(笑)
Posted by 魚山人 at 2013年07月31日 05:33
はじめまして。包丁について調べていたときにこちらのサイトにたどり着きました。とても丁寧に説明されているので勉強になります。
ブログも少し拝見させてもらいましたが、とても興味深く思いました。またお邪魔させてもらいます。
暑い日が続きますが、お体にご自愛ください。
Posted by ゆき at 2013年08月01日 01:14
_| ̄\〇メンボクネェ。
確かに爺の言う通り
気を抜いちまったせいでの
怪我だ。
ミヂカイ説教 ありがとです。
が
怪我を かばいながら仕事するってのゎ非常に疲労するモンでさ 昨日の俺のコメ。
全くまとまりのネェモンになってた(笑)
なぜ この記事にサメか。
それが言いたかったんすが
この番組に登場した
「深海ザメ」達ゎ いずれも
独自に進化を遂げたもの達で
ある者ゎ目だったり 口だったり…
そうやって生きるべく進化を
一億年以上前から してきたんだ。
これを今 人間に真似しろと言っても不可能なんすがね
俺さ こいつら深海ザメの生態を観て 感じたのよ。
こいつらから学ぶモンがあると。ね。
当の本人?本鮫?達ゎ 恐らく無意識に今の生態を保って生きるのが精一杯なんだろが
人間様と真逆過ぎるの。
確かに人間ゎ脳が異常に進化した生物。 ならば脳の役割とゎ? 必要最低限をゆうに越えた欲求が そのせいなの?
鮫達もナワバリ争いゎ存在するらしいが 人間の 特に 特殊階級の人間の持っ欲望といったらアンタ(笑)
俺ね 鮨に特化して今ゎ正解だったと思ってる。何故かって? 20年前に憧れた 和食 の板前にゎ 恐らく俺 なれてネェだろう。
半端人間だからね。
そして あえて他人のせいにするなら まともな和食屋が
存在じたい危うい今。
何故かゎ簡単。
和民と和食ゎ違うんです。
俺 和民の店長になってたかも。(笑)
あ"和民の店長サンって立派な仕事だと思う。でも俺にゎ不向きなだけの話ね。
例えば 竹の皮でオムスビを弁当にする文化。
これ 今時の子供達シラネーダロな。
シラネー子供達ゎ悪くネェ。
それを教えネェ大人がワリーの。
そうやって退化してく人の歩み。
馬鹿馬鹿しい♪
中国人がコサエタ麦わら帽子かぶり メバルと鯵や鯖を ルアーで今年ゎ追います。
しかも東京湾と相模湾で。
これね。子鯔1号2号に教えたかったことなんすが 何故か
バッチの娘がノリノリ♪
困った…。
どうすんべ…
ま
お疲れ様です爺。
Posted by 鯔次郎 at 2013年08月01日 01:18
はじめまして、ゆきさん。
どうもありがとうございます。
日本情緒溢れる良いお名前ですね。
「キラキラネーム」だか何だか分かりませんけども、昨今は我が子に妙ちくりんな名前を付ける親がいるそうですし、ニュースですらワケの分からん横文字だらけ。
なんとも響きの良い「ゆき」
なぜか安堵感があります。
偏屈でどうにもならないブログですが、
宜しければまたご訪問くださいませ。
鯔ちゃん、おつかれ。
なんかしらんが、とても良いコメだなぁ。
泣けてくるわ(T_T) ←
2008年に毒入りギョーザ事件があったな。
信じられないお粗末な食品の実体。
中国の対応もメチャクチャ。「おらは悪くない」
しかしね、作ったのは中国に間違いなく言語道断ではあるんだが、「誰が輸入して売ったんだ」という観点からの追求がみられなかった。
その後の経緯を見れば理由が分かる。
あんな事件がありゃ普通は中国産の食いもんなど食う気にならない筈だろう?
ありゃ中国という国の構造そのものが起こした事件だから、他にも同様のメチャクチャさがあるに決まってるからね。どう考えても。
しかし、あの後中国食品の輸入は「逆に増えてる」んだよ。
これをどう思う?
中国から押し売りされてるわけじゃねえんだ。
嫌なら輸入しなきゃいいだけのこと。
はっきり言って日本が悪いのさ。
どうしても安い中国産を買いたい日本企業。
日本国民の安全など考えちゃいない。
薬の事件や美白化粧品の事件が起きてるが、氷山の一角だろうね。とにかく「儲けることを優先」してモラルがどこかに消えている。なにもかもだ。
中国食品のゴリ押し。
これは原発のゴリ押しと非常に似ている。
市民に「事件を忘れさせる」やり方も同じ。
選択肢を与えない構造も同じ。
事業者に都合の良い安全基準も同じだ。
それで「安心安全」(笑)
正論を言っているだけの新潟県知事を、
政権、官僚、マスコミが総力で潰そうとする。
この国はいったいなんだ?
いいかげん「進化」したらどうなんだよ。
そんな感じの不快な夏だな。
Posted by 魚山人 at 2013年08月01日 05:31
また遊びに来てしまいました。魚山人さんの文章もさることながら他の方のコメントも面白いですね。勉強させていただいております。輸入についての話題が出てきて思い当たる節があったので再度の書き込み失礼いたします。
>はっきり言って日本が悪いのさ。どうしても安い中国産を買いたい日本企業。日本国民の安全など考えちゃいない。
私は輸出入業界に10年ほど携わっており、上記コメントと同じ思いを年々強く感じるようになっておりました。ある一部の業者は拝金主義的な思想を持っているので儲かればいいと数字の面ばかりを気にしています。私も独立当初は、この風潮に染まりそうになりましたが今は心底ウンザリしています。この数年、ずっとこのことで思い悩んでいて身動きが取れなくなっていました。数字だけのことを考えたら如何様にでもなるけど、それはちょっと違うぞと立ち止まっておりました。数字が出せることは分かっていても今は動く気にもなれないんです。
東北の震災もあったりと日本のことを思う気持ちが強まりました。輸入で安価なモノを仕入れたら儲かります(安かろう悪かろうの部分は未だにあります)。でもそれが本当に日本のためになるのか?長い目で見たら答えは否です。そこで輸入から輸出にスタンスを変えました。日本の伝統文化を発信することを念頭に動いています。世界を知れば知るほど私には日本が輝いて見えてきます。不思議です。日本国内にいると何故か見えにくい。マスメディアの影響が大きいかもしれません。私には日本の伝統を受け継いでいる職人さんたちがめちゃくちゃ格好良く思えます。まるでヒーロー。深海ザメのように日本男児も大和撫子も生きて欲しいけど、そろそろ天然記念物に指定されそうな勢いですね(泣笑)でも、稀少になればなるほど価値は増しますね。(長文失礼しました)
Posted by ゆき at 2013年08月01日 21:50
ゆきさん、こんばんは。
そうですか、そのようなお仕事をねぇ。
こりゃ参考になりますなぁ。ありがとう存じます。
日本には他にみられない良さがあります。
これはもう絶対にあるんですよ。
おいらも外に出るたびに強くそう感じます。
なのに、今のこの歪みまくった社会の姿はなにか?
これが悩ましいですねぇ。
自由や民主主義を間違った解釈で導入してしまったからじゃないか。
そんな気もしますが、根本的には「余裕のなさ」だろうと思います。こんな島に1億人は多すぎるんですよ。
ま、偏屈ですんで暴論は勘弁してください(^_^;
ありがとうございました。
Posted by 魚山人 at 2013年08月02日 00:00