シー・シェパード(SS)のワトソン代表が、地中海でクロマグロ漁の妨害を行うと宣言したのは2月9日。
おいらは今年1月4日にUPした記事でこう書いております。
日本古来の「捕鯨」が瞬く間に消えてしまった様に、マグロだって完全に排斥される可能性が充分にあり得るのですよ。それこそ「あっという間」に。先の「馬鹿野郎達」は鯨船からマグロ船へと標的を変えてくるでしょう。
→初食いは鮪握鮨 マグロ排斥
何気なく一行で流してますけども、確信はありました。
耳にした情報と、あの団体の性質を思えば、そう推測するしかない。
翌2月10日には日本の「日新丸」に、ロケットランチャーで酪酸弾を打ち込んで負傷者を出し、12日にも「昭南丸」に酪酸ロケットを発射、乗組員を負傷させています。
15日にはとうとう水上オートバイを使い昭南丸に浸入。
これは「不法入国」と同じですから、弱腰の日本側もさすがに身柄を拘束。海上保安庁に身柄を引き渡しました。国が国であれば、その場で射殺される可能性だってあるし、長期間刑務所にブチ込まれるはずの行為です。
しかしシー・シェパードはさらにエスカレート。
19日に、「日新丸」対して今度はレーザー光線を照射。
こりゃ一体全体何事なのか。
とうとう第3管区が動き、「アディ・ギル号」の船長を『逮捕』したのが3月12日。
しかしシー・シェパードにしてみりゃ「任務完了」ですな。
2月末に南極海での調査捕鯨への「活動」(今年の)を終了すると宣言してます。もう鯨には興味がなくなっしまったんでしょう。
一連のエスカレートした行動は、「目を引くため」です。
3月13日からカタールで開かれる「ワシントン条約締結国際会議」に向けての「日程調整」ですよ。
この会議では、大西洋・地中海のクロマグロの国際取引を全面禁止しようといういう「モナコ提案」が議論される予定。
しかし、大西洋と地中海でクロマグロ漁をしてるのはヨーロッパの漁船。従ってEUは「モナコ提案」に反対する意向でした。
ですから「暴れる」必要があったのですよ、彼等は。
シー・シェパードの勝利です。EUは手のひらを返しました。
EU、クロマグロの国際取引禁止支持で合意
【3月11日 AFP】欧州連合(EU)は10日、モナコが提案している地中海・大西洋産クロマグロの国際取引の禁止を支持することを決定した。米国も支持を表明しており、クロマグロの最大消費国の日本は厳しい状……2010年03月11日 10:30AFPBB News
なぜ「エコテロリスト」に対し、欧米はユルユルした態度なのか。
シー・シェパードには欧米の著名人達の支持と「寄付金」があります。
そして一般の欧米人たちの「シンパシー」も得ています。
もともと陸上動物を歴史的に食糧とする肉食人種の彼等にとって、「魚食い」ってのは思い入れるものなど何も無いですからね。
つまり興味がない。それが本心です。
ですから「スシ」や「サシミ」がブームになっても、それに「執着」を持つほどではないのですよ。べつに無くてもよいものでしかありません。なくなっても困るものじゃないんです。
それに“クロマグロ保護”に関しては「まともな団体」であるグリーンピース他も、すでに行動に出ております。日本食レストラン等はもうクロマグロを置けない状況に追い込まれている。まるで70年以上前に米国で起きた「日本人排斥」を臭わす様な嫌な雰囲気になっております。
「鯨類は動物界で最大の「脳」を持っているので知能が高く、殺戮すべきではない」
しかし日本は殺戮などしてはおりませんし、鯨類が犬猫以上の知性を持っていると科学的に証明された事実もありません。
第一に「知性が低い動物なら殺してもいいのか」ってことになる。
たしかにイルカを始め鯨類は可愛らしい。
ウオッチなどしてみますと、情が移ります。
シー・シェパードの「攻撃船」には日本人女性がいたと聞きます。
しかしね、では牛や豚など陸上哺乳類は全然可愛くないのか。
おいらは何年も前に書いた鮪の記事でも鯨の記事でも、保護をしなくて良いなどとは全然書いていません。むしろ保護すべきだと主張しています。
→マグロを知る
どんなに考えてみても、現在の流れは「まっとう」だと思えません。「保護団体」にも政治臭が濃すぎます。
「本物のネゴシエイター」がいないのが日本の不幸です。
下手をすれば日本は世界から袋叩きにあうでしょう。
「トヨタ叩き」など目じゃありません。もっとひどい目にあう可能性がある。かばってくれる国は、アメリカ?、中国・韓国・アジア諸国? それはありえない話としか言えないでしょうな。
※今回のクロマグロ規制で「まぐろが食卓から消える」などの意見があちこちで見られますが、大西洋・地中海のクロマグロはもともと「高級品」。なにせ「本マグロ」ですから。普通に「ホンマ」を食卓で食べてる家庭など、そんなにあるとは思えない。安くはないのですよクロマグロって奴は。「マグロを知る」にも書いてますが、バチやキハダはいまだ資源豊富です。オースト産のミナミマグロもあります。「まぐろが食卓から消える」は少々オーバーというものでしょう。
ただし、「今のところは」ですが
追記:後日談
今回は反対多数で全面禁輸は回避されました。
【幾多の野生動物を絶滅に追いやり、飽食の限りを尽くし肥満に悩む、資源を独占すべく世界中の自然を破壊しまくったあげく、「ゆとり」ができたら今度は自分達の行いを忘れ、「動物愛護・菜食主義」や「環境保護」をごり押しする「豊かな国々」。世界の中ではこのような「肥満国家」は少数派であった】という事なんでしょう。アフリカ諸国の反対票が効いた様です。
大多数の国々はまだまだ貧しいのです。
景気が世界的に悪いという側面も見逃せません。
アフリカ諸国の反対票を集票できたのは事実上「中国」の影響力であり、もし中国が賛成の立場を取っていれば採決は微妙な事になっていたでしょう。勿論中国が日本を助けたなど甘い受け止め方はできません。自国の都合により反対に回っただけです。
「豊かな国々」も内憂を抱えて足元が怪しく、「ゆとり」が消えつつある状況であり、欧米から新興国に富がシフトしている現状も無縁ではない。
記事にも書いていますが、欧米一般の人々は、マグロそのものに「興味がない」のです。TVニュースのインタヴューに「クロマグロは保護すべき」と答える「マグロ通の一般人」など現実には殆どおりません。「TVスタッフの努力」ですなあれは。メディアの報道で初めて知ったというのが大多数。そんなことに関心を寄せているヒマなどないのが事実でしょう。
つまり今回のクロマグロ禁輸否決は、政治的思惑(主に自国の経済事情による)ばかりで、日本の食文化に理解をしめしたからとは、とても言えません。
「豊かな国々」の一員でありながら世界のマグロの8割を消費する日本は、これからさらに責任が重くのしかかるでしょう。非難の声も消える事はない。SSはさらに過激な行動に出る可能性もあります。
小さな個体を根こそぎに獲る「蓄養」は、問題ありです。
味の面でも昔から料理人達には評判が悪い。
これまでの消費システムを抜本的に変えていく必要があるのは事実。稚魚放流など色々な枯渇対策に全力で取り組むべきでしょう。近大マグロのコストを下げるのも緊急課題です。
食文化を守るべく努力し、その努力を【世界に伝え】続けるのです。
2010年03月14日
シー・シェパードと太地町の勇魚 >>
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私はね このSSを 憎んでますよ
そして この日本の馬鹿役人の ドタマを
蹴飛ばしたい思いですよ
捕鯨は 日本の食文化!
なぜ それを 国際会議で 正々堂々と言えない!?
アザラシを 食用としてる カナダ議会議事堂内のレストランで
アザラシ猟が地元住民にとって重要な収入となっているとして
メニューに載せた!
なぜ こうした事を日本の 馬鹿役人は出来ないのか?
いつまで 敗戦国日本を背負ってるんだ!!
自分達の文化は 自分達で守るしかないんだぞ!
それさえも 捨てる気か?
あの 映画 「コーブ」で イルカ漁が批判されたけど
この 日本 イルカを食する県は まだある!
私の お隣の県では スーパーで イルカ肉として
正々堂々と売ってると聞く
我が県では 食べる習慣が無いので 売ってませんが
始め聞いた時は ビックリしたけど こんな小さな国でも
食文化の違いはある!
イルカ猟の否定も賛成もしないが ・・・
せめて 食文化は その 地域で守っていって欲しい
極論すれば
日本の食文化を認めて欲しい
そして
海外で 寿司店を開いてる店は トロなど出さないで欲しい
そこで働くシェフ・経営者 あなた達が育った
日本を守る せめてもの義理じゃないのか!?
北京オリンピックで 期間中 犬の肉・猿の肉のメニューを
外す事を国で決めた
そうまでして 国の食文化を守ろうとしたのに
日本は 食文化まで 輸出し海外から 袋叩きにされてる
いい加減に 目を覚ませよ
海外で アボガドの寿司を出そうが こっちは 関係無いが
鯨肉を出して 海洋哺乳類なんとかという規制に引っ掛かり
デモまでやられて それこそ 火に油を注ぐ始末のような事は
日本で育ったくせに 恩を仇で返すような事は やるんじゃねぇ
外人さんよ
本当の鮨が 食いたかったら 日本に来なよ
そん時は 鯨やイルカなんて 野暮な事は 言いっこ無しでさぁ~
あぁ~ 腹の虫がおさまらねぇ(怒)
トミー
PS:今は亡くなりましたが 私の知人に ある大手缶詰メーカーの
役員がおりました
その人は 若い頃 捕鯨船の砲手でした
鯨と聞くと 亡くなった知人を 思い出します
一緒に飲んで あの銛を打つ時の音とか 寄港した町での
艶聞を鮨屋で トロを食いながら聞いたのを
懐かしく 思い出します.
Posted by トミー at 2010年03月14日 04:47
私の印象で言うと、
この流れが起きる事は捕鯨に関する怪しい動きが起きた頃に(次はマグロだな・・・)と、浮かんでいました。
ならば(何もしないでいるのは罪)だな、と思い早速身近な人たちへあたりをつけてそれとなく様子を伺うと・・・。。。orz
ダメでしたね。
自分達の生活がそれ程余裕が無いとは見えないんですがまるで関心が無いし水を向けても関心は起こりませんでした。
しかしその後(捕鯨に関する怪しい動きが決定的になった後ですが)開いていたホームページで『鯨を食べられなくなる』と書いたところ反響は多かったです。
まぁその頃の話題の流行りネタだっと、と言うところも多々あったのでしょう。
しかしねぇ・・・
若い人で鯨肉に親しんだ経験があって偏らない教育を受けられた人なんてそんなに居ませんから、
若者に『大きな動きを起こせ』などと被せるのは気の毒で無責任な行為です。
が、大人がこれまたダァ~メなんだなぁ。
国内の消費者には強気というか無理矢理屁理屈を押し付けるくせに毛唐(差別用語かな?w)にはなぁんにも言えない。
まぁこの国に限りませんが大人の大半は腐ってる。という事を限りなく確認させられたって事ですw
この流れは資本主義の正しい流れでもあるんですがねっ!
チックショウっっ!!.
Posted by 地獄仙人 at 2010年03月14日 12:04
お疲れ様ッス!
この記事ゎ読者も予想してました。
シーシェパードから 乗り込んだ輩ゎ元猟師的趣味があったらしいが…
そんな次元ジャネェっしょ?
鮪だ鯨だ…やれやれ…
べつにイイじゃん。
鮪も鯨も高級品!
家庭料理の惣菜ジャネェんだろ?今ゎ
しばらくゎ捕獲制限して
また次の世代に残せば
爺の過去記事ゎかなり理解します。
あのさぁ
利権争いってヤツぁね
腐れ根性が完璧に見えネェようにやってくんなきゃ 我々一市民ゎ疑うんだっつーの(笑)しかしながら マスコミの報道戦術により 右向け右な毎日。
『次回ゎ我が店 鮪がなかったらゴメンナサイ』←なんて冗談を最近よく口にする。
ものニャ順序が必ずあるわけでさー
んじゃ何で今『エコテロリスト』を 情報として受け入れなけりゃなんネェの?
馬鹿馬鹿しいにも程があるってんだよ
『トヨタ叩き?』
しかたネェべさ
国民性やらなんやら思考すりゃ当然だな。だって やたらに無駄な格好した車が
大陸のステータスなら 我が倭の国ゎ貧相だもん。(笑)
鯨もホンマグロのトロも 俺ゎ注文しネェよ 鮨屋に行っても。なんでかってそりゃ価格だけの価値がネェからさ
長いもんに巻かれたらイイさ特に日本人ゎ
間違うだけ間違った方向と向き合って 初めて無力さを知るんだろよ…
欧州ジャ倭人ジャネェ輩がイタサンらしいからな!.
Posted by 鯔次郎† at 2010年03月15日 01:59
トミー さん
地獄仙人さん
鯔次郎さん
コメをありがとうございました。
この問題は微妙な絡みが非常に多いです。
国内世論があまり感情的になれば、CCの思う壺にはまり、海外で働く邦人を複雑な立場に追い込む。既に友人の中には「現地はとても嫌な雰囲気」だと言ってる者もおります。
その連鎖が起きれば今度はその反動から、「たかがマグロくらい・・」の声が国内から出てくるのは必須。つまりまんまとしてやられてしまうのですよ、そうなれば連中の勝利です。
とにかくこの国は外との交渉が苦手。下手糞。
経済力との比率から考えれば世界最低レベルでありましょう。
中国とも「大人と幼児」くらいの差があります。
正論であれば、世界に向かって堂々と主張すれば良い。
欧米人は馬鹿ではありません。
CCの行動が正しくない事も知っている。
ならば何故CCの狙い通りに国際世論は動くのか?
CCの内部に「専門家」がいるからですよ。
対外PRとか戦略と戦術を描けるプロがいる。
マスコミの目を引くタイミングとパフォーマンスを知りぬいています。
日本国外務省とは比べ物にならぬプロですな。
このような1組織に国家が翻弄される、それはあまりにも情けない事です。
「CCのやり方」を逆手にとって、スマートかつ大胆に世界へアピールする必要があるのは明白。内部で感情的議論を重ねても、無為なばかりか、危険な状況を招くだけですからね。
CCなんぞの非難をしてるヒマはないのですよ。
「鯨やマグロを絶滅させる意図はなく、資源枯渇を回避すべく努力を重ねている。だが欧米や中国などで消費ブームが起き、乱獲のきざしがある、なので我々が資源保護のノウハウを提供し、国際的取り決めの締結に向けてリーダシップをとる」
対米的には
「CCを議会で非合法組織と認定してほしい。できぬなら米国産の牛肉を全面的に禁輸する」
日本国はこう出るべきだし、その力があります。
こうした明確な強いメッセージが世界のマスコミと世論を直撃するのです。
我々は「一過性のブームとやら」で魚を食べているのではなく、古来よりの「伝統文化」なのですからね。
なのに「ウジウジ」するばかりで、コンセンサスが固まらない。
役人も後手後手の鈍重さ。
世界は「子供の言い分」など無視する「大人の社会」なのです。.
Posted by 魚山人 at 2010年03月16日 14:25
魚山人さんの云うとおり この国の役人は腰抜けだ
どうして 堂々と国際会議で 捕鯨・鮪漁・イルカ魚は
我国の食文化であると 云えないんだろう?
役人は 頭が良くて 私のようなボンクラは 入庁したくても
出来無い 敷居の高い お役所
だが 頭の良い役人は 机にしがみ付き 入ってくる
情報は ネットを通しての 海外の反対の情報ばかり
この国の声は 届いていない いや 無視されてる
なぜ 相手の土俵で戦おうとするんだ
こっちには 食文化というものが掛かってるんだ
相手側の意見に反論する事ばかり考えて 自分の国の事を
考えていない
どうしようにも無い 役人 これが この国を滅亡に
晒してるんですよ
他国のように 我国の伝統・文化であると なぜ 云えない?
ねえ 魚山人さんが 店を一番板に任せて 農林水産省のトップに
就任するってのは 出来ねえ事ですかね?
あんな 腰抜け役人よりも ずうっと この国の為になると
思うんですがね
魚山人さんが 国際会議で
「鯨も鮪も そして イルカも動物性たんぱく質を
得る為に古来より 行なわれてきた我国の食文化であり
この小さな島国で動物性たんぱく質を得る為には
必要な事であり 明治のころまで 牛肉も食する習慣が
無かった この国で 漁業は大事な 食文化である」 と
言い放ち 会場を その目で 睨みつけてくれませんかね?
アメリカには BSE問題が 喉もと過ぎて 輸入の規制緩和を
求める声もあるが 言ってやれば 良いんですよ
もし鮪が 削減されたら 牛肉に対し 同数の削減を行なうと!
隣の 「キム」公のように!
たとえ理不尽だと思えるような事でも 云えば それなりに 考え
譲歩するのが この世界の駆け引きなんだから
牛肉は 日本に賛成する国から 輸入すると 言ってやれば
良いんですよ
牛肉は 国産物の方が 値段は高いが 質は良いし安全だ
何も 値段だけ安くて 筋っぽい輸入肉なんか 食えなくなっても
構わない
しかし 鮪を鰯で 我慢しろと言われても それは 出来ない.
Posted by トミー at 2010年03月17日 04:02
こんちは、トミーさん。
農水大臣ですか。そいつは無茶苦茶ってもんです(笑)
それに万が一そうなったとして、1大臣ごときに裁量権も発言権もありゃしませんよ、この国は。
何の決定権もない。それが日本って国の「蜘蛛の巣」です。
何が「政治主導」なんだか。あきれた国ですわな。
日本は国際社会の中で特別に悪質な事もしてないし、そこそこに良い行いもしています。(商売上の駆け引きは汚い面もあるが、それはどこの国でも同じで日本が特に悪いとは言えない。ロシアや中国よりはるかにマシ)
なのに日本の言い分は国際的にまったく通じない。
こりゃもう伝統ですな。
出生率が低下すりゃ年金やら保険類の社会保障は崩壊し、国家は活力を失い何れ滅びる。それがわかってるのに、頑迷に移民を受け入れない。あいも変わらずガイジンには冷たい。
外国の1流大学でトップクラスの教育を受けても、日本に帰国して役所や企業に「ひきこもり」。すぐに日本流に染まる。なんのために先端教育を受けたのかといえばこの国の切り込み隊になる為だが、ヒキコモリのオタクにタフな交渉なんぞできるわけがない。
堂々と胸を張って「我が国は・・・・」って発言など無理。
国際社会でイジイジした「内弁慶・内気」は最悪。
ハッタリかませるほどの「強気」が必要なのですよ。
上から下まで「うしろぐらい事をしてる」から胸を張れないのです。
小さな既得権益だけにしがみついて生きる他なし。
周囲の利権のみしか頭にない人間になりはてる。
そこからブレイクする度胸も自信もまったくない。
かといって海外で揉まれてタフになった貴重な人材は、
「日本には帰国しません。だって絶対に活躍できる場がないから」
やれやれですな。
PS:繰り返しになりますが、クロマグロは本まぐろです。
マグロ類の5%くらいのもので、これを食べているのは事実上ホンマが好きな首都圏だけであろうと思います。キハダが好きな中部以西はもとより、日本中の家庭の食卓に出る様なものではなく、外食店で使用されいる食材。
多少の例外はありましょうが、それが事実。
つまり「家庭の食卓ウンヌン」は虚構であり、卸売りや寿司店が多少困るのみ。
この事実が交渉の切れを悪くしてる面もあろうかとは思いますね。
ただし「針の一穴」
ここで譲歩すれば、いずれは全マグロ類の規制に向かうのは必定。
そうした「活動」によってSSのような組織は寄付金を集められるわけですんで、次に向けて手を休めることはないでしょう。.
Posted by 魚山人 at 2010年03月17日 06:11
捕鯨禁止、クロマグロ国際取引禁止、地球温暖化、
金融危機、911同時多発テロ詐欺などはこすべてつながっています。
シーシェパードのスポンサーはユダヤ人フリーメーソンの
ロスチャイルド一族です。前述のすべてで彼らは捏造、詐欺を
行っています。ゴアは07年以降資産が1億8千万円から
90億円へと50倍も資産が増加しました。
それはなぜか?彼は現在排出権取引会社の経営者だからです。
『不都合な真実』で二酸化炭素を脅迫の道具に仕立て上げ、
人々を恐怖に陥れて暴利をむさぼり続けています。
ところが昨年の11月頃英国の大学から地球温暖化を
捏造していたメールがハッカー(内部告発かも)され流出しました。
その後開催されたCOP15では当然ながら何も決まらず、
中国は採決を欠席しました。
ヒマラヤ氷河消失、過去千年の平均気温、オランダの水没、
モルジブの水没、北極、南極の氷融解など全てに渡り、
捏造だった事が欧米で大騒ぎとなっていますが、日本では
報道規制が敷かれていてあまり報道されていません。
なぜならば鳩山首相もフリーメーソンだからです。
祖父の鳩山一郎元首相がフリーメーソンだった事は
あまりに有名ですよね?孫もやはりそうでした。
地球温暖化論で待ち構えていたかのように排出権取引が
出現し、原子力発電所は休止していたアメリカで息を吹き返し、
建設ラッシュとなっています。新興国の中国、ブラジル、
インド、ベトナムなどでも建設ラッシュが始まっています。
全てはフリーメーソンが世界政府樹立を企てて世界征服を目指す序章にすぎません。.
Posted by 大神照夫 at 2010年03月17日 11:33
こんばんは大神さん。
陰謀史観ですか。
嫌いではありませんけども、一言で感想を言わせてもらいますとね、
【「世界征服」が可能な程の賢い人間など存在しない】
ヒトも国家もせいぜい10年単位の野望しか抱きようがなく、目先の欲で右往左往するのみ。それが世界の姿です。
20世紀初頭にアメリカをほぼ「制覇」していたモルガンやロックフェラーは、桁外れの富を持っていました。あのままならば、現在は彼等が「米国の主人」になっていたはずですが、そうはなっておりません。(富も権力も「拡散霧消」、まあ実際は「子孫」の人数が増えすぎて「利息生活者」の利息が薄くなってるわけでしょう)
なぜなら人間は1世紀以上を生きることが不可能だからですよ。
ナポレオンやヒトラーにも【寿命】があるからです。
現在進行形も含めて、歴史上圧倒的な権力を持った組織や「個人」は、だいたいにして一世代で終わり、子に権力移譲をしたとて3世代が限界でしょう。その後他の権力者にとって変わられるだけです。
「寿命の壁」が突破できぬかぎり、「世界征服」などは幻想です。
たしかに温暖化には多少疑問があります。
ですが、「温暖化していない」とはとても言えません。
捏造問題にしたところで、科学者の保身というか都合のよい様にデーターを改竄したってのが本当のところで、これは科学の世界ではよくある出来事にしかすぎません。
何十億年という歴史の中で温暖化と寒冷化を交互に繰り返しているらしい地球の気候変動を、たかが千年単位の文明しかもたぬ人間が、正確に予測できない。つまり「よくわからない」が真実だと思いますよ。
極冠の氷が解ける温暖に向かってようと、間氷期が終わり「スノーボールアース」に向かってようと、おいらは別に驚きません。地球はそのようなものだし、それが「明日起きる」などはありえないからです。.
Posted by 魚山人 at 2010年03月17日 20:29
お疲れ様です。
しかしまぁ 熱い方々ってのゎいるもんすネェ!
皆様のコメと 対する爺コメゎ新聞記事読むより勉強になりますゎ。
報道規制やら何やらがネェしなヾ(≧∇≦*)〃
そのぶん爺ゎ新記事云々より返事コメに忙しいんだろよ
ほんとにお疲れ様です。
日本の黒毛和牛なんてのゎ『近大マグロ』と同じなんすよ。トミーサン
養殖により 全身がトロって笑っちまう。我が店ジャ使用不可な代物。
餌臭くて…んならバチのヅケかキハダの味噌叩きのが美味いんす。
爺コメの なんだ?…
あ!
食卓にホンマグロ&将来的に他の鮪まで… だ!
これ 関心しますね。
これが怖いッスね…
政治家ッチャ輩ゎさ 仕方ネェな。やっぱどっかに利権が あるから派生すんだろなぁ~
ざけんジャネェ!ッツーの!
てめぇらみてぇな輩ゎ我々庶民ゎ ぉ見通しなんだよ!
残念ながら、『力』がネェだけさ!
ツカ超庶民的愚痴じゃん俺。
今朝ゎ愛娘の卒園式!
二年間の皆勤賞なんだ
ホンマグロの刺身でもてなしたい所たが
俺ゎあいにく仕事。
カメラをパシャパシャやる 卒園式Modeなリーマンオヤジとゎ 俺ゎ違うもんで(笑)
大好きな『浅利』で 次回月曜日ゎもてなしてやりましょうかね(笑)
爺…いまさらながら『ありがとう』と言いたい。
今後も勉強さしてもらいます。
なってネェもんで…俺
オヤスミ夜.
Posted by 鯔次郎† at 2010年03月18日 01:34
私はスペインで少しでも日本文化を正しく知ってもらう人たちが多くなるようにと思い、小さな料理教室をするため、勉強のが必要だったのでこのホームページを読みました。
スペインにいる日本人は、まるで、鯨、イルカの殺戮者、そして鮪を食べつくす反自然愛好者のようです。
その反面、寿司大好き外人も大変多いです。
矛盾を感じながら、インターネットの情報を集めているうちに、確信していったことが、たくさんありました。
えらそうなことを言えませんが、やはり自分たちの食文化を認識、すべての食物に感謝する若者が少ないことがなによりも、残念です。あたりまえのことと思って日々を簡単にすごし、食べ物も平気で捨てる。
鮪?なけりゃべつにそれでいいじゃん、のような考えがなくなって、それぞれが日本文化について、少しでも、考えられる人たちが増えればと思います。
また、こちらのブログオーナーのお持ちの知識を少しでも多くの人が知って、今の日本、日本文化を大切にする気持ちを持つ人が増えてほしいです。
シーシェパードにしても、トヨタにしても、皆様のおっしゃるような、政治的意図が濃いのは本当に困ったものです。
スペイン人は、鮪食の文化があるので(生ではありませんが)、あまりうるさくありませんが、そこから、上の国の人たちは、おそらく、鮪文化には、浸っていないので、他人事のようです。でも、たいていの人は、寿司の話題にはものすごく乗ってきます。
主人はスペイン人ですが、シーシェパードの話をしたら、あれは、関係ないよというように、否定していました。そういう外人もたまにいます(政治的意図があることをしっている外人)。
個人的にはイルカと鯨の漁には同意できません。情といいますか、論理的な説明にはなりませんが。ただ、たまに食べる分を捕っても、生態には変化はないとおもいます。ただ、研究を理由に捕獲許可量?がものすごい数字だったのには正直驚きました。こんなに、捕っても大丈夫なのかと、疑問に思いました。そういう、見直しは必要なのではと思います。
シーシェパードも、このブログ内容をみるまで、捕鯨船にしてきたことをはっきりしりませんでした(勉強不足でした)。やはり、講義するのであれば、正しい方法でしない限り、効果はないと思いました。
また、日本の鮪船の中にも違法をしてる漁船があることをしりました。バッシングされても、正しいことをしていれば、強く抗議できても、お前もしてるじゃないか、といわれる種をつくってしまったことを残念に、思います。当然、商売は甘いこといってられない、とは思いますが、やはり、違法はシーシェパードにしても、鮪船にしても、例外はありえないとおもいました。
あまり、まとまった文になりませんでした。申し訳ございません。
このコメント欄にあう、テーマ以外の内容も書かせていただきましたが、御礼と応援の意をお伝えしたく、失礼と存じ上げながらも、コメントを書かせていただきました。.
Posted by 宮原 香陽 at 2010年03月23日 20:07
宮原様、スペインからお便りをありがとうございます。
日本には南マグロを絶滅寸前まで追い込んだ「過去」があります。
そして捕鯨反対を唱える欧米には、石油以前の燃料として「鯨油」を求め、世界中で鯨を乱獲し、肉は「ポイ捨て」にしていた「過去」があります。
(もし石油の活用技術が大幅に遅れていたら、欧米人は鯨を絶滅させていたに違いありません。野牛や鳥類などを絶滅させた手口からこれは確実です)
中国まで巻き込んで、このままマグロの大量消費が続くならば、保護団体の言う「絶滅」もあながち的外れとはいえません。
かといって「ハンバーガー文化」を日本に押し付けて古来の食文化を若者から奪い去ったあげく、刺身食まで「やめろ」という押し付けは、我慢できるものではなく、我慢すべきではありません。
母国の食生活は「文化の核」です。
食文化をないがしろにし続ければ、芯を持たぬ人間ばかりになって行くのですよ。自分の国を愛せない者ばかりの国家に将来があるとは思えません。
どこで「妥協点」を見つけるか非常に難しい問題です。
ですが日本はそこに向けて努力をする義務があるはずです。
利益を追求するのみの「企業」に、マグロの生産流通を任せている現状ではもう駄目だと思います。国家戦略の一つとしてとらえるべき問題だからですよ。
国が乗り出して「乱獲」と「保護」の妥協案を模索し、文化を守っていく必要がありましょう。
ガタガタの日本政治にそうした行動力があるか頼りない限りですが、それが出来なければ「国家」の看板を下ろすしかないでしょうね。
最後に、「料理教室」頑張って下さい(^_^).
Posted by 魚山人 at 2010年03月23日 21:47