スイカを育てる
4月の10日頃、大玉のスイカ苗を植えました。本土の植え付け期よりも一ヶ月くらい早いのでしょうか。奄美では3月終わり頃から苗が出回ります。
スイカを育てるのは初めて(全ての作物がそうなんですが)、うまく実が成ってくれるでしょうか。
庭で育てる事にしましたが、その他色々の夏野菜もあるし、スペースを確保するのが難関。とくにスイカは平面にかなり広がるので。
なんとか場所をつくり、堆肥など混ぜ込んで準備完了。つるを伸ばしたい方向に苗を傾けて定植。
親づるの先端をちぎり取って摘心
ビニールは保温の為のマルチというより、長雨対策とネコが株の周囲を掘り返すイタズラを予防するのが目的。
今年の春は気温上昇が遅かったせいでしょうか、スイカ苗はなかなか動かずちょっと不安になりましたが、一ヶ月の5月中旬にはツルが勢いよく動き出しました。
5月20日頃から花が咲き始め、葉も15枚以上ついていたので授粉させました。スイカの雌花は付け根に丸い赤ちゃんスイカが付いているので分かりやすくて良いですね。
普通に雨が多い奄美大島ですが、梅雨時期とはいえ今年は非常に雨の日が多く、授粉のタイミングがなかなか合いません。せっかく雌花が咲いたのに朝から大雨とかばかり。
これ(スイカ栽培)を職業にしている人はハウス栽培が不可避だろうなあ。天候だけはどうにもならないし。授粉させた花に雨除けの傘をかけたりしながらそんなことを考えました。
こんなに小さいのにスイカ独特の模様がしっかりついていて可愛いですね。この時点では授粉に成功したかまだ分かりません。
それからしばらく後、卵くらいの大きさになったので授粉は成功したようです。こちらは少し変形しそう。
数日後に授粉させたこちらの玉はきれいな丸いスイカになりそうです。
大玉スイカ完成予定の授粉45日後は7月の中旬。さてどうなりますか。
Posted by 旬爺 at 2021年◎管理者mail◎
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