世界三大貴腐ワイン

三大貴腐ワイン

疏食を疎にして気は貧す ほぼ例外なく見た目が美しく華やかになればなるほど料理は栄養を失います。狭義で用いる『日本料理』と称するものより『惣菜』に軍配があがるのは確実でありましょう。

食文化というのは時勢の影響を受けずにはおれません。ひらたく言えば時代とそれに沿った人間達のライフスタイルが反映し凝縮したものが料理の姿だという事です。



シャトー・ディケム


シャトー・ディケム

「甘口白ワインでこれをしのぐワインは世界に存在しない」

それがフランスアキテーヌ地方ソーテルヌ村の『シャトー・ディケム』が造りだす貴腐ワインです。貴腐ワインの帝王といっていいでしょう。

リュール・サリュース家の完璧な造り方によって100年を超えても輝きが失せないワインだとされています。

品質に対しての厳しさゆえに、製造を中止した年も多く、1930年、1951年、1952年、1964年、1972年1974年は生産されていません。

管理人はディケムを「天使の甘い吐息」だと感じます。できるものならば息を吐き出さず、吸い続けたくなる。

自分や、大切な人の生まれた年のシャトー・ディケムを「いつか来る日」のために大事に保存しておく。20年以上寝かせて輝きを増すディケムは、そういう種類のワインでもあります。

ぶどう品種:セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%
パーカーポイント100点の75年、2001年などに注目です。
また、1986年は98点ですが、75年に肩をならべる逸品です。

トゥロッケンベーレンアウスレーゼ

ドイツの貴腐ワインは大きく分けて2種類あります。
その一つはベーレンアウスレーゼ(顆粒選択収穫の貴腐ワイン)で 二つ目はトゥロッケンベーレンアウスレーゼ(乾いた顆粒選択収穫の貴腐ワイン)です。

モーゼル上流の古都トリアーの郊外の畑から、偉大な年の貴腐ワインです。 かくもモーゼルの貴腐ワインはおいしいのです。 モーゼル特有のリースリング種の酸味が極甘口に軽快さを与えているからだと思います。
販売店から


トゥロッケンベーレンアウスレーゼ

トカイ・エッセンシア

貴腐ワインはハンガリーのトカイ地方が起源とされます。 17世紀半ば、この地方にオスマントルコが侵略した影響で、葡萄の収穫作業が遅れてしまい、ブドウが腐ってしまいます。しかしそのカビだらけのブドウでワインを造ったところ、濃厚な甘味のある蜜の様な美味しいワインができたのです。

このカビは「貴腐菌」と呼ばれる特殊なもので、ある条件のもとでしか繁殖しません。すなわち夏場は晴天続き、秋口から収穫までは朝は霧がたち、午後は晴れる。このような厳しい条件が必要なのです。

こうした条件をクリアしたセミヨンやリースリングなどのブドウの表面に貴腐菌が繁殖し、糖分が凝縮した干しブドウ状になり、これで貴腐ワインは造られます。

1ヘクタールで500ml瓶がどうにか2本という「ナチュラル・エッセンシア」【トカイ・エッセンシア】はほとんど幻ですが、

入手困難 トカイ・エッセンシア

トカイ・アスー・エッセンシアはやや入手が容易かも知れません。 トカイ・ワイン規格改正で生まれた新たなアスー階級が、「トカイ・アスー・エッセンシア」です。


トカイ・アスー・エッセンシア


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