ボルドー5大シャトー

5大シャトー

フランス南西部ジロンド川流域のジロンド県全域にわたる地域が「ボルドー」で、この地は「世界の酒蔵」と称されるほどの上質ワインの産地。

フランスの中で最もワイン用葡萄の栽培に適した気候と、ワイン造りへの情熱の高さから、世界で最も優れたワインを輩出する地方なのです。




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5大シャトーとは?

ボルドーの中でも特に有名な地区が「ポムローム/Pomerol 」と、そして「メドック/Médoc」

AOCにそのまま使われるメドックとは、ジロンド川の左岸、ボルドー市の北から河口くらいまでの地域で、「最も偉大なワインを産み出す地」として知られます。

上流域(南側)が、【オー・メドック/Haut-Médoc】

下流域が【バ・メドック/Bas-Médoc】 オー・メドックは特に優れたワインができるとされ、この地域独自の厳しい規制を設けています。

※詳細はボルドーの格付けとAOC
AOCとは

マルゴー
ポイヤック
サン・テステフ
ムリス
リストラック
サン・ジュリアン
以上は村名AOCに厳格な規制があります。

さらに1級から5級までの格付けがあり、1級はたった5箇所。

★ポイヤック
シャトー・ラトゥール/Château Latour
シャトー・ラフィット・ロートシルト/Château Lafite Rothschild
シャトー・ムートン・ロートシルト/Château Mouton Rothschild

★マルゴー
シャトー・マルゴー/Château margaux

★グラーヴ地区
シャトー・オー・ブリオン/Château Haut Brion

このたった五つを称して【5大シャトー】といいます。 「偉大なワイン」と称せられるワイン世界のトップファイブであるとも言えるのです。

ちなみにロートシルトとはロスチャイルド家の事です。 ワインは伝統的に欧州の王侯貴族から庶民まで、なくてはならない存在です。そのワインの最高峰ともいえる5大シャトーの二つに顔を出してるという事実に、この大財閥の底知れない力を感じます。

シャトー・ムートン・ロートシルト

Château mouton rothschild

シャトー・ムートン・ロートシルトはメドックのポイヤックにある第1級格付け銘柄の1つであり「5大シャトー」の1つで、同名の赤ワイン。

1855年のボルドーワインの格付けでは1級の評価を得ながら2級に甘んじたが、、1973年に1級に昇格し5大シャトーの1つになった。

ブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プチ・ヴェルド。

管理人が思うにこのワインは『悪魔のワイン』です。 まだ飲んでない人は飲まない方が良いでしょう。 ワイン地獄に落ちる確率が100%だからです。 そこから抜け出すのは不可能です。


シャトー・ムートン・ロートシルト

シャトー・オー・ブリオン

Château Haut Brion

セカンドは「クラランス・ド・オー・ブリオン」
辛口の白ワイン「シャトー・オー・ブリオン・ブラン」も生産。

ブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン種、プチ・ヴェルドのブレンド。 白ワインはセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランを使用。


シャトー・オー・ブリオン

シャトー・ラトゥール

Château Latour

シャトー・ラトゥールはポイヤック南東端にあるシャトーと、そこで造られる同名の赤ワイン。第1級格付け銘柄の1つであり「5大シャトー」の1つ。

グラン・クリュは年に約18,000ケース セカンドは「レ・フォール・ド・ラトゥール」で約11,000ケースを出荷。 その下に「Pauillac」の銘柄がある。

シャトー・ラトゥールのブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨンがメイン。それにメルロー、プチ・ヴェルド、カベルネ・フランをブレンドする。


シャトー・ラトゥール

シャトー・マルゴー

Château Margaux

シャトー・マルゴーはボルドー、メドック地区のマルゴー村にあるシャトーが生み出す「ワインの女王」。メドック地区の4つの第1級格付け銘柄の1つであり「5大シャトー」の1つ。

カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルロー、プティ・ヴェルドとカベルネ・フランをブレンドして造る赤ワインの銘柄も「Chateau Margaux シャトー・マルゴー」

アーネスト・ヘミングウェイがマルゴーをこよなく愛した話は有名。 日本では渡辺淳一が小説『失楽園』にマルゴーを登場させた。

「シャトー・マルゴー」の年間の生産量は約35万本
セカンドは「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」。
それ以下のレベルは村名AOCの「マルゴー」で出荷。


シャトー・マルゴー

シャトー・ラフィット・ロートシルト

Château Lafite-Rothschild

シャトー・ラフィットは赤ワインの王と言っても過言ではないでしょう。
ボルドーの北西、メドックで、第1級格付される5大シャトーの中でも筆頭だからで、その味のあまりの深みに、生涯魅了されてしまった世界的著名人は後を断ちません。

シャトー・ラフィット・ロートシルトのブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨンをメインに、5パーセントから20パーセントがメルロー、3パーセント前後がカベルネ・フランとプティ・ヴェルドの比率が基準。ブドウの出来によって比率を微妙に変えています。 1961年だけはカベルネ・ソーヴィニョンを100パーセントでした。

1960年半ばから70年代半ばまで低迷した時期がありますが、見事に復活を遂げて現在まで世界最高峰の赤ワインを産みだし続けています。

シャトー・ラフィット・ロートシルトの年間生産量は3万5,000ケース、そのうちメドック第1級格付「シャトー・ラフィット・ロートシルト」で出荷されるのは1万5,000から2万5,000ケース。 セカンドは「カリュアド・ド・ラフィット」

全てのヴィンテージが群を抜いていますけども、 評価が特に良いのは【1959】【1982】【1989】【2000】【2003】あたりでしょうか。


シャトー ラフィット ロートシルト




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