食用菊 | もって菊

食用菊

食用菊は独特の甘みと香りが特徴。
少量の酢を落とした湯でさっと茹でてから使用します。

刺し身のあしらいによく使う小菊は別としまして、大輪の花をつける延命楽と阿房宮があります。

延命楽は「もってのほか(もって菊)」と「かきのもと」。これはうす紫色。阿房宮は黄色です。山形産が多いですね。

『阿房宮』は当然不老長寿願望で有名な秦の始皇帝にちなむ名ですし、
重陽の宴ですが、周の穆(ぼく)王時代から800年あまり経ってもなお少年の童顔であったという慈童が、魏の文帝に仙術を授けたのが始まりらしく、慈童は不老不死の長寿を菊から得た事にちなんで、文帝はこの日を花の盃としたのが事始。

遣隋・遣唐使たちからこれが日本に伝わったといいます。 菊の花と長寿への願いはそれだけ密接だって事ですね。 『延命楽』と言う言葉も、それに沿って付いたものでしょう。


食用菊




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