【秋の野菜】ニンジン

【人参】京にんじん(金時人参)、姫にんじん、パリジャンキャロット、ミニ・キャロット

人参(にんじん)
英;carrot  仏;carotte
セリ科ニンジン属

有史以前から人類が食用にしていたとされ、野生種は主に葉を薬用などに使用していたとされます。

栽培種の原産地はアフガニスタンで、11~12世紀頃トルコ経由でヨーロッパへ、シルクロード経由でアジアへ広がりました。

前者が【ヨーロッパ系にんじん】に
後者が【東洋系にんじん】に

現在は世界的にヨーロッパ系が主流になっており、東洋系にんじんはほとんど消滅しています(残っているのは金時にんじんくらい)
※朝鮮人参はニンジンの仲間ではありません
(ウコギ科の多年草)

今はヨーロッパ系のずんぐりした短めの【五寸にんじん】が主流で、色はオレンジに近い赤。店に並んでいる人参の殆どがこれになります。

カロチンが多い健康野菜ですが、カロチンには特有の臭いがあるため子供が嫌う原因にも。しかし最近はこの臭いをおさえた品種が多くなっています。

※ニンジンが語源であるとされるカロチンに加えて、リコピンなど抗酸化成分が多く、また、ビタミンAの多さはよく知られるところです。
ただ、空気と触れるとビタミンCを破壊してしまう酵素があるので、ビタミンC食品と「生のニンジン」を同時に食べないことです(これは塩やレモン汁などをかければ少し抑制できるし、加熱すればまったく問題ありません)

金時人参(京にんじん)

流通している唯一の東洋系ニンジン。
京都では「京ニンジン」と呼び、大阪では「大阪ニンジン」と呼びますが、今は全国的に「京にんじん」が主流。主に香川県で生産されています。

色が鮮やかな金時ニンジンは人参特有の臭いがなく(カロチンをほぼ含んでいないため。代わりにリコピンが豊富)、煮物や酢の物に適しています。


京にんじん

ヨーロッパ系ニンジン


黄人参


パースニップ (白人参)


紫人参

ミニキャロット

別名;「一口にんじん」「ベビーキャロット
生食できる小さなサラダ人参です。
甘味があって美味しく、料理の彩りとしても可愛い。


パリジャンキャロット(冷凍)




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