蝤蛑(ガザミ)

ワタリガニ

蝤蛑(ガザミ)という和名よりも「ワタリガニ」の方が通りが良く、比較的安価で庶民的なカニです。

料理法は、塩茹で、蒸しガニ、味噌汁、揚物、炊きこみご飯、など。
可食部分は少ないですが、味と旨味はかなり濃いですね。活けのガザミを茹でるには、水からでないと足が切れてしまうので注意が必要です。茹でるより蒸した方が旨いと思いますが、その際は足を輪ゴムなどで括り、腹を上にして蒸気が上った状態から15分ほど蒸します。

栄養面では他のカニと殆ど同じでかなりヘルシーな食材。
特に高い抗酸化作用を持ち、老化予防、生活習慣病予防、光障害から目を保護するなどで知られる「アスタキサンチン」(カロテノイドの一種)を殻に含んでいます。ですから出来れば殻も食べたいものです。

そこで注目されるのがソフトシェルクラブ(Soft shell crab)
ソフトシェルクラブは種名ではなく、ソフトシェルクラブという名前のカニが存在する訳ではありません。脱皮直後のカニか、それを揚げた料理の事です。

*アメリカ東部に生息するブルークラブ(アオガニ)やノコギリガザミなどのワタリガニ科のカニを主に指してます。

北海道から台湾まで広く分布し、波が穏やかな内湾の水深30m程までの砂泥底に生息します。メスは冬から春にかけて生殖腺が発達し、内子(卵巣)が美味。



活け〆渡り蟹


ソフトシェルクラブ