わけあって習慣である早朝の運動を暫くサボっておりましたところ、体重が少々増加した模様です。
ま、体重なんぞいつでも思い通りにコントロールはできるんですが、なにしろ好物が「お米」「日本酒」ときてますし、この2つとは絶対に縁を切る気持ちがありません。(おまけに隠れスイッター。和菓子からケーキまで製造しながらつまみ食いの日々 笑)
なので油断をすれば、すぐに「ぽんっ」ってな具合とあいなります。
糖質と脂質を限界まで減らせばあっさり減量できるんですけども、ふと思うのは「体質的な肥満」のこと。
食べ物の量や質に関わらず、太ってしまう体の仕組みがあるとすればそれは何か。
どうも先天的な何か、つまり遺伝子関連の何かにも「太らせる仕組み」があるようなんですね。
ドパミン、C2受容体とか
肝臓内で糖の代謝を高める酵素「グルコキナーゼ」を補給して、脳に交感神経の働きを抑制さえ褐色脂肪のカロリー消費を下げさせる。とか
長生きホルモンの「アディポネクチン」を20μg/ml以上にするような食生活をすると肥満も防止。要するに大豆β-コングリシニンやらEPAを食う。とか
そのような酵素とかホルモンとかをiPS細胞の技術を使って人工的にナニできるかも。とか
そんな話を伝え聞きますが、それ以前の問題として【野生動物と違ってヒトはなぜ太るのか】と。
マルちゃんに尋ねてみたことがあります。
おいら
「ねえ、ヒトはなんで太るんだい?」
マル子
「そもそも宇宙はサイズ137億光年の電子だと捉えるべきものであり、、、ヒッグス粒子を機構から、、分子、、相対・・量子・・波動関数・・・」
おいら
「もういい! それ以上言わねぇでくれ」
「頭が爆発する予感がすんで勘弁して」
「一言一句、意味が解かんねぇよ」
マル子
「う~ わんわんわん!」
どうも話が噛み合いません(笑)
知りたいのは単純な話。
「同じ食事をしてるのに太るヒトと太らないヒトがいるのはどうしてなのか?」
何らかの遺伝子異常があるのかも知れません。
その謎を解く鍵が「レプチン」という物質だという話があります。
ホルモンの一種でもあるらしいが、まだ謎が多い。
体内では脂肪細胞で製造され、視床下部にある脳の摂食中枢に働きかけて「食欲を抑制させ」、しかも「褐色脂肪細胞にも働きかけて脂肪燃焼を促す」という仕事をするようです。
このレプチン、あるいはその受容体の遺伝子に異常があると肥満になりやすいと思われる。
他にも、「βアドレナリンの受容体」の遺伝子異常も肥満に繋がると云われます。
候補はまだまだ出現しそうで、これらのいずれかはiPSの技術で人工的に製造できる可能性があります。
【アディポネクチン】【レプチン】
この2つの物質が近い将来重要なキーワードになってくるかも知れません。
「本物の減量薬」が出来るとすれば、筆頭候補になるんでしょうね。
2013年10月08日
Comment
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はじめまして。こんにちは。
料理のサイトを拝見させていただくうちに、グイグイ引き込まれて、blogもよく読ませて頂いております。
※先ほど不注意で途中のコメントを書き込んでしまいました、失礼しました。
例えば、学生時代を思い出しても、同じように部活をしていてもふっくらしてるヤツがいたもんです。小学校でもそういう差はあったかと。
給食は同じなので、朝飯、晩飯の違いによるのかなとも考えられますが、生まれにもよるのかもしれないな、と思った次第です。
一方で、食べ物の文化を考えると、和食は優れた点がたくさんありますね。
炭水化物は多くなりやすいのかもしれませんが、だしによる味付け、野菜や青魚が献立に入ってくる文化を素敵だと思ってます(旅行に出たりするとひしひしと感じます。)。
ブログ本文からはずれてしまいますが、肥満を防ぐメカニズムが分かったらいいとともに、「食べ過ぎ!」をしなくなるクスリが見つかったらいいのに、と思いました。
Posted by シベリア at 2013年10月11日 11:42
シベリアさん、コメントありがうとごさいます。
そのような薬ができれば、朗報となる「患者さん」もいることでしょう。
しかし、一般的(健常者)な食べ過ぎというのは殆どの場合「精神的なもの」が因子だと思いますので、おそらく薬に頼っても無意味というか逆の効果とか副作用が出るものと予想します。
ストレスなどを健全な方向で解消する「精神的な安定」と「ある程度のストイック」が一番のポイントになる点は、これから先も同じことだと思っています。
Posted by 魚山人 at 2013年10月11日 15:45
こんにちは、久しぶりのコメントです
(といっても、ずいぶん前に一度コメントしただけなのですが、、、(笑))
自分の場合、朝はしっかり、昼は腹が減らないので食べない、夜は少しのアテと酒
という生活
ほぼ毎日20kmウォーキング、さらにプラス5kmほどのランニングをしています
たぶん摂取カロリーどおりの標準的な体重だと思いますし
もう十年以上、生活習慣、体重にも変化は無いのですが
趣味の絵を描いている期間は体重がかなり落ちます
食べているモノは変化していないんですが
たいていは二カ月ほど集中して描き上げたあと
5キロ~10キロほど減量しています
で、不思議な事に、また体重が標準に戻ります
あくまで僕の経験なんですが
運動するというよりも、同じ姿勢を長い時間とらない、集中する、頭を使う
これだけでずいぶん痩せるような気がします
脳ミソもカロリーを消費するんですかね
Posted by 焼 at 2013年10月12日 14:06
こんばんは。
脳は激しく消費するんじゃないでしょうかね。
おいらは生憎ノウミソがカラッポなので分かりませんが・・・(^_^
それにしてもスポーツ選手のような運動量ですな。
筋肉の鍛錬は素晴らしことです。これからも継続なさってください。
Posted by 魚山人 at 2013年10月12日 20:15