戦後間もない頃、日本は『アメリカの工場』でした。
米国人が嫌がる、あるいは面倒がって敬遠する「汚れ仕事」を進んで引き受けて「アメリカの豊かさ」を陰で支えたんです。
その代償に日本が得たものは『高度経済成長』
そして重金属で汚染された土壌と海です。
体内に鉛や有機水銀を蓄積しつつやっとこさ「アメリカ並みの生活」を手に入れた。
一方これに遅れる事30年、同じ道を歩み出した国。
違いは「世界全体の工場」を目指した事でしょうか、中国です。
その規模の違いは「桁違いの結果」になって表れました。
作物を作る土壌はヒ素と重金属さらに放射性物質で汚染。
汚染された土から河川に毒性物質が流れ出し死の川になる。
川の水は異様に酸性度が高く生き物は消滅。
その川の水を引きこみ野菜を作る農業。
水を引きこみ過ぎてしまいには河川が涸れる。
その農業は農薬だらけ。
有機リン系、安全基準をはるかに超えたBHC、マラチオン、クロルピリホスメチル。
連作に土地が荒れて害虫が出れば殺虫剤。
トリアドホス、メタミドホス、ランネート。
異様な量の成長促進ホルモンも加える。
抗生物質の使用も半端ではない。
成長促進ホルモンや避妊薬で調整してる養殖物。
合成抗菌剤ニトロフラン、マラカイトグリーンだらけのウナギ。
そのタレからは塗装用のクリスタルバイオレッドが検出される。
同じくセミカルバジルやクロラムフェニコールが使われる養殖エビ。
頻出するカタカナの薬品類はほとんどが欧米や日本ではとうの昔に使用禁止になっている劇薬類です。
そんな生産現場から生まれる食品といえば
ダイオキシンは当たり前でその10倍もの毒性を持つ自然界最強最悪のカビ毒アフラトキシンもあらゆる食材から検出される。
香料と着色料だけで茶葉の入っていないお茶のペット。
砂糖に硫酸と水を加えただけの蜂蜜。
果物は発色剤、防腐剤、工業用ワックスでピカピカ。
工業用の潤滑油や光沢材や染料。工業用といえばこないだどこかの国で大量の死者を出した痛ましい事件がありましたけども、その原因がグリセリンと称して出回っていた中国産の品で、それには工業用化学物質ジェリエチレングリコールが混入していました。
大豆の代わりに「ゴミもどき」を原料に化学合成した醤油や味噌や豆腐。
捨てられた「革靴」からはなんと牛乳を作り出す。
そしてゴミそのものから作り出す食用アブラ。
サッカリンとチクロで甘みをつけた菓子用のアンコ。
菓子類や漬物やハム類は添加物のオンパレード。
クズ肉ももとより何の肉が分からない、しかも肉はほとんどなく油を絞った大豆カスのみであとは添加剤のみというものすらある。
頻繁に検出されるホルムアルデヒト(水溶液はホルマリン)
中国では殺菌剤としてあらゆる食品に使われていますが、一番懸念があるのは「干し椎茸」です。
なぜなら干し椎茸は戻し汁を使うという料理のセオリーがあり、いまだにそれは日本中で実行されているからです。これが気体になって人間の体内に浸入しないとは言い切れない。
野菜には漂白剤。これはレトリックではなく掛値なしにあの洗濯等に使う塩素系漂白剤の成分と同じです。代表が次亜塩素酸Na。これに変色防止のビタミンCを混ぜて漂白するんですが、これは日本でも日常茶飯事で、カットされても変色しないそこらの店の棚にあるサラダが代表ですな。
もちろん添加物はこれだけじゃなく、リン酸塩など様々でして、こんなものに野菜本来のビタミンなどかけらもありません。
遺伝子組み換えの大豆と米。
中国での生産はされていないが、研究用の米国産遺伝子組み換え作物を「横流し」し実際は中国農家に流れて大量に生産されている。現地で加工された製品が日本に入っているのは間違いない。
今や納豆と豆腐には必ず「国産大豆使用」「遺伝子組み換えではない」と表示されていますが、それを証明していただきたいもんです。
国産の大豆が増産されたという話も聞かないし中国の大豆は変わらず輸入されている。そのなかに混ざっていない保証があるのか。
あらゆる添加物を使って「もどき」を作り出す中国の手口はまさに職人技のレベルで、最近は中国の「下関フグ」や「関サバ・関アジ」「丹波の○○」などなどが出回る始末。
松坂牛の霜降りは日本国内でもやってますが、クズの様な肉もしくは肉ですらない物を使い、プレス機と薬品で張り合わせて本物にしか見えないものまである。
イメージ戦略も見逃しはしない。
得体の知れない肥料を使っている「有機野菜」
多数の死者を出す「健康食品」
人間にとって基本食品である塩はなんと猛毒の「亜硝酸塩」製のニセ塩が出回り、ミネラルウォーターの中身も除去しきれない汚染が残る水道水しか入ってないうえに亜硝酸塩を添加したニセモノが平気で売られる。
(亜硝酸塩はクズ肉の発色〈ハム等〉などに使用されている添加物だが極微量でなければいけない。3gで死に至る毒物でもあるからだ)
もともと塩や砂糖の生産はあまり儲かるものではない。だから本当の塩や砂糖の生産にはあまり関心がなく、砂糖代用に安価な人工甘味料が大半を占めるアメリカを超えた人甘大国。
これらはもうある意味で『自殺』と言ってもいいでしょう。
自殺ならばまだよい。
有得ないデタラメ原料・商品はほぼそのままの形で世界中に出て行き、もちろん日本人の胃にも納まっているのです。いや、中国への食材依存が最も高い国こそ日本だと言っていい。
ジェリエチレングリコールなどを人間の食品に加えるのは殺人行為ですんで「食品テロ」を行っていると取られても仕方ないくらいです。政府はそんな意図などなくてもです。
(ジェリエチレングリコールは先年各国で回収騒ぎになった中国製歯磨き粉にも入っていた)
食材はそれ単体で成長できるものではなく、土や水や肥料や飼料の連鎖のうえで存在しているもの。そのどこかで有毒物を取り込んでしまえば原料の素性などもう意味はない。
そして加工品になってしまえば表示が曖昧でもかまわないので、メラミンを含有した食品が日本に入っていてもなんら不思議はないのです。
塩漬けの「漬物原料」が厖大に日本に入ってますが、その塩が本物だっていう保証はどこにもない。むしろ本物の塩を使ってる可能性の方が低い。
しかし日本はこの実体を責める資格がないのです。
これらのデタラメな食材を最も頼りにしているのは「名産・特産品」を生み出す地方の業者達。そして日本人の胃袋を賄う大企業の食品工場と無数の食品製造業者だからですよ。