唐草:和食器の模様

唐草文様

唐草模様(からくさもよう)は、つる草状の絵柄がうねりながら連続反復する文様で、ルーツは古代エジプトの蓮だと云われる。

蔦花文様(ちょうかもんよう)、蔦蔓文様(つたかずらもんよう)とも言う。

牡丹、蓮華、忍冬、葡萄などの唐草は中国からかの伝来とされ、日本の伊万里でみられる「タコ唐草」、「花唐草」、「みじん唐草」などが和食器には多い。

つるが絡み合う様子を表す図柄は、抽象的なものから幾何学的なもの、さらには写実的なものまで多様である。


唐草


タコ唐草
花唐草