向付:和食器の種類  

向付

基本的な膳の配置は右手前に汁、左手前に飯、その向こう側に一菜。その向こう側に置く料理が向付けで、器も「向付」と呼びます。鱠や刺身が多いのですが、今はどんな料理でも盛る様です。

向付の範疇は非常に広く、中皿・中鉢などは全て向付と言っていい程です。
向付のみの特徴は、やや深く非常に凝った造作の物が多いという事。作者も力が入る器というわけで、ありとあらゆる姿をしています。視覚的には煮物以上にメインとなるべき一品だからでしょうか。
選ぶ時は「一人前の刺身が映えるもの」を選ぶと良いでしょう。


向付とスノコ

底が狭くなった形の器、例えば片口とか筒型、極度に変形した深い器。


向付 焼〆片口小鉢(信楽焼)


織部十草筒型向付 その他向付一覧

こうした向付は通常「すのこ」が付いておりますが、付いてないケースも多々あります。
そのままではお造り等を盛れませんので、簀の子を敷いて使います。代用として網目の金属製「酒杯敷」がとても便利です。 何もない場合は掻敷で工夫するといいでしょう。砕氷を敷き詰めても結構です。

麺の器などによく見られる簀子・中敷きですが、向付で使いたい場合は、ガラス鉢用の「ギンス」や、天ぷら器などの網スノコを代用してもいいでしょう。



ギンス



アミスノコ(銀メッキ)



目皿・すのこ

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