和菓子→芋ようかん


このサイトには広告リンクが含まれています

芋ようかん

芋羊羹はサツマイモを使う羊羹。
少量の寒天を使って固める事が多いが、その場合は羊羹同様「流し物」

芋の風味を生かすため芋と砂糖と塩だけしか使わない場合もある。
この場合は「練り物」「蒸し物」の範疇となる。

ここでは寒天を使わないで、練り固める方を紹介します。

★サツマイモは鮮やかな黄色が出るベニアズマが良い
(例外的に、紅色を出すため紫芋系を使うこともある)
ベニアズマが見当たらぬ時はできるだけ黄色が出そうなさつま芋を

サツマイモ1kg
グラニュー糖が200g、塩が2g

★芋を洗って1~1・5センチ厚さの輪切りにする

★セイロに布巾を敷いて芋の輪切りを重ならぬように並べる

★強火で20分蒸す

★皮をとって裏漉しにかける

★鍋(あればサワリ)に入れて砂糖を加える

★弱火で練り上げる

★全体に熱が通ったら塩を加え混ぜて火からおろす

★羊羹船(バットや金属製弁当箱でもよい)にパラフィン紙を敷く

★そこに練った芋を詰める

★全体をならし、木ゴテに布巾を巻いて押し、表面を水平に
(コテの代用はテッシュの箱を縦にする等何でもかまいません)

★そのまま冷めるまで放置する

★パラフィン紙ごと取り出し切り分ける





手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人