笹ちまき  

笹ちまき(外郎ちまき)

粽には、モチ米を笹に巻いて蒸すオーソドックスなものから、外郎(ういろう)で作る「外郎粽」、ようかんで作る「羊羹粽」、葛で作る「水仙粽」があります。ここでは家庭で作りやすい、米粉ともち粉で作る外郎ちまきを紹介します。

外郎ちまき

材料(1)
(1個50g弱 20本分)

笹の葉:40枚(または20枚)
イグサ適量(タコ糸等で代用可能)

イグサ(藺草)・燈芯草
【藺(い)】というイグサ科の植物を乾燥させたもの。
畳表やゴザなどに使用されている。

さっと熱湯に通すか、半日程度水に浸けてから使用します。

笹の葉
料理で多用されるのは【クマザサ(隈笹)】です。
よく似ている葉蘭は笹ではありませんので注意。
葉蘭

ここでは乾燥笹を使います。
乾燥してある笹は使う分だけ戻せばよいので無駄が出ません。
(緑を生かしたい料理は生笹が良いでしょう)
(生地を入れてから蒸す粽の場合は乾燥品で充分です)

熱湯で少し茹でて戻し、よく水洗して使います。

※外郎ちまきは包むだけで笹は蒸しませんので、生笹を用いています。
次のページで紹介する竹の子巻きでは乾燥笹を使用しています。


乾燥笹

真空パック

冷凍生

枝付き

イグサ

竹皮

葉ごと蒸すチマキには乾燥笹が良いですが、戻す手間がかかります。
緑がきれいな生笹(真空パック、生冷凍)はそのまま使えます。
水に浸けて冷蔵庫へ入れておけば2ヶ月程度もちます。
竹皮は中華ちまき・おにぎりなどに。


 

材料(1)
上新粉:260g
もち粉:40g
上白糖:300g
水:270cc 上新粉


上新粉
(精白したうるち米の粉を水洗し乾燥させたもの)

外郎ちまき 作り方

1)上新粉、もち粉、上白糖をボールに入れて混ぜる

2)水を加えて泡立て器でこね、生地を作る

3)蒸し器に湯を沸かす

4)枠(なければバットを使用)に濡れ布巾を敷き、練った生地を入れる

5)蒸し器に入れて強火で20分蒸す

6)布巾ごともんでまとめる

7)粗熱がとれたら50g程度に切り分ける

8)紡錘形(涙滴の形)にする

9)笹の葉で巻く

外郎(ういろう)
上新粉にもち粉や白玉を混ぜ、砂糖を加えて練って蒸すのが外郎です。 ここでとりあげた「外郎ちまき」は【のばしういろう】のひとつ。

他には、餡を包む【包みういろう】 白ザラメを使い、木枠に流して固める【枠蒸しういろう】もあります。これは並餡のほか、抹茶や黒砂糖、梅肉やワラビ粉などを用いることもあります。その他各地でそれぞれ特徴のある外郎が作られています。


笹の巻き方

巻き方はオリジナルでかまいませんが、いくつか紹介しておきます。

一般的に、二枚巻は中身の方を笹葉の表(つるつるの面)で包むようにして巻き、一枚巻の時は葉表が外側に来るよう逆になります。

葉裏に中身をのせ、尖った先の方へクルクルと巻き込み楊枝で止めるだけで、袱紗包みに


三角巻き2種

げんこつ巻

・端を切り取っておき

・中央から折って包みます

・畳んで押さえ

先に切り取っておいた葉で結ぶ

(イグサがあればそれで結ぶ)

貝殻巻き

ヤドカリ巻ですね。

・アイスコーンのように先に外殻を作ります

・葉先の尖った方を右にし、左端の上を少し折る

・一度中身をのせて、巻き始めの見当をつける

・中身を外し、左から巻き込む

・はじめに折った左の端と合わせ、そこから右の先を折る

・葉先を折り込んで中に入れる

・アイスコーンのような外殻ができました

・これに中身をちょこんと入れてやります

ちなみに、中身を入れて蒸すモチ米粽などは、生地を葉で包み隠すようにしてやります。


粽(ちまき)
モチ米で作るチマキ
外郎ちまき
巻き方(竹の子巻)









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