電子レンジのコツ→ポーチドエッグ


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ポーチドエッグ

卵料理の中で最も栄養の損失がない調理法。
それが「ポーチドエッグ」です。

卵は必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルを完璧な形で含む食品。
ほぼ完全食品に近い優れた食べ物です。
卵で蛋白質を補給すれば、肉はまったく不要でもあります。

一日あたり2個は食べたいもの。
(コルステロールの心配は無用です)

ただし、完全食品と断言出来ないのは、いくつかの欠落があるから。
ビタミンCとニコチン酸(ナイアシン/ビタミンB3)です。
これは他の食品で補うしかありません。

卵の料理は数知れませんが、その殆どが「料理しすぎ」
つまり加工度合いが高いのです。

これによってせっかくの栄養を壊しており、無意味にしています。

かといって、生卵はビタミンの一種「ビオチン」を欠乏させるので良くありません。

理想は卵白を80℃、卵黄を60℃に加熱して、そこでストップさせること。

これで何一つ卵の栄養を壊さずに食べることができます。
そしてビオチンを欠乏させる白身のアビジンは破壊される。

この状態にピタリと出来る卵の料理がポーチドエッグ。

フタ付きの鍋を持ちださなくても、電子レンジと耐熱容器があれば作れます。

容器にお湯をカップ1~2入れて塩をひとつまみ
そこに卵を割り入れる
それを50秒~1分ラップなしで加熱
これだけで完成。

※黄身に串や爪楊枝で穴を開けて、レンジにかけること

※ポーチドエッグには塩か酢を
塩や酢を少量加えておくと、凝固作用で白身の広がりすぎを防ぎます。
ただし、量が多いと味が移ってしまうので控えめに。





手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人