梅酒の作り方と梅の阿茶羅漬  

梅酒と阿茶羅漬

 

中国では梅を紀元前から利用していたらしんですが、日本にも古来からありまして、最初は薬用や花木としてたみたいです。梅干が登場するのは平安時代。戦国武将の貴重な兵糧で、薬にもしてました。

なんで時期はずれの梅の話かって言いますと
おいら梅酒に目がありやせんので・・・
初夏の頃仕込んだやつが、そろそろよい香りを放ってきました。

こいつはちょうど5年目。そろそろ飲み頃です。
(数ヶ月の新しいのもフレッシュで悪くはないですよ)

梅酒は普通初夏から夏にかけて主に食前酒として出します。漬け込みも6月頃ですかね。つまり少々気の早い話題になります。

梅酒を造っても酒税法違反にはなりません。ただし醸造酒で漬ける場合は注意が必要になります。アルコール度数が20度以上ないと酒税法違反になってしまうからです。まぁ蒸留酒のスピリッツ系が無難でしょう。

梅酒の作り方

作り方はご存知のように簡単で、レシピも大体おんなじです。

青梅  1kg
氷砂糖 200g~500g
焼酎  1.8リットル
殺菌した保存容器

これだけあれば出来ます。

★丁寧に水洗いしたら、たっぷりの水に約半日つけてアク抜き。
(そんな人はいないと思いますが、間違っても生の青梅を食べちゃいけません、核に青酸毒があります)
★水気を充分にきり、なり口のホシ(ヘタ)を竹串などで丁寧にとり除く。

詳しいやり方は下の記事で
青梅漬けの作り方

★殺菌した保存ビンに、青梅と氷砂糖を、交互に入れる。
★ビンに焼酎(ホワイトリカー)を、静かに注ぎ入れる。
このまま、冷暗所で保存。
★時々ビンを揺り動かして、面倒見ましょう。
★2~3ヶ月後から飲めますが、1年は寝かせたい。
ちなみにおいらは氷砂糖の代わりに自分でブレンドしたミックス・フラクトースを使います

目安
青梅1~1.5kg
氷砂糖 500~800g
ホワイトリカー 1.8リットル

砂糖は氷砂糖を使用するケースが多いみたいですが、おいらは果糖を使用しています。ただ、できるだけ溶けるのが急速にならない様に複数をブレンドします。これは浸透圧で梅の成分を引き出す前に溶けてしまわないようにです。先に糖分だけ溶けたら「砂糖酒」になってしまい、「梅酒」にはならないからですね。普通の砂糖類で作るなら別に問題はないです。10年ほどおくとコクが深まるといいますが、飲み頃は5~6年かなと思います。これは好みなんで人それぞれではありますけどね。

出すときは冷やしますが、その前に試飲してみました。

梅酒はアルコールと糖分のかねあい、いかに糖分の「ベタ」をおさえ、梅の香りを引き出しているかがポイントです。「ひっかかり」のない爽やかな梅酒になってくれたみたいです。オンザロックにする必要はなさそうです。

さて今年の梅はどんな按配でしょうか。

梅の阿茶羅漬

昨年梅酒を漬けた時に、ついでに酢漬けもこしらえておきました。
薄口醤油、酢、酒の液に(赤ワインや梅酒液も)、シソの葉で少し色を付けてあります。要はピクルス。和風にすると『阿茶羅漬け』(あちゃらづけ)って事ですわ。

普通阿茶羅漬けは、レンコンやゴボウ、ズイキや大根で作りますけども、これが梅の酸っぱさと、カリカリの歯ごたえで、なかなかいけます。

脂のあるアテを食べて飲みながら、口直しにちょうど良い。
タコと合わせようかと思いましたが

タコはやめてヤリイカに『山ごぼう』で和えてみました。
さっぱりの口当たりに、アッサリしたモンってわけです。

簡単なカリカリ梅でも似たような感じになりますよ
カリカリ梅

※山ごぼう

山ゴボウと言いますのは、別名「菊牛蒡」と呼びまして、ゴボウと同じキク科ですが、アザミの一種です。
岐阜から信州にかけての恵那地方の名産ですが、栽培して味噌漬けにされた物が多く出回っていまして、こいつがご存知でしょうが美味い。寿司屋さんでもよく置いていますね。シソの葉やノリとの相性が良いせいでしょう。生物の口直しに丁度よい塩梅ですね。お茶漬けにしても最高です。


梅干しの作り方

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