今日の記事は料理慣れした方は「パス」してくだせぇね。
すでにご承知であろう題材ですんで。
ヘタの横好き、料理を作るはいいが、魚くせぇモンばかり作り、周囲の顰蹙をかっているお兄さんやお父さん。あなたの為の記事です。たまには彼女や奥さん子供さんを喜ばしてやんなきゃいけませんよ。彼女達はね、「甘いもん」が好きなんですよ根本的に。酒飲みの兄さんやお父さんとは造りってもんが違うんです。
そこでですな、デザート作ってウケましょう。
スイカを用意。小玉です。
懐の温かい御仁はメロンもいいですな。やり方は同じです。
いきなり見当庖丁は無理でしょうから、ガムテープで横の真ん中(赤道)を一周させ、ヘタを中心として上の方に向け二箇所にもガムテ。
扱い易い様に下を真っ直ぐに切り落としておきます。
(ごろごろしない様に)
そしたらスイカを縦にしまして、
赤道のガムテ部分まで切り込みを入れます。
目的は「持ち手」を作るためです。
で、赤道ガムテにこうしてマジックでギザギザの線を描いておきます。(庖丁に慣れてる方は無用)
その線にそって庖丁をスイカの中心まで切り込みます
(一度庖丁のどの部分が中心までの長さか外から確認して、その位置を覚えておくとよい)
庖丁が中まで入っていればこういうふうにパカリと取れます。
これを持ち手を残した両側でやります。
そうしたら持ち手の内部に残った果肉を注意して切り出します。
ペティナイフが扱いよいでしょう。
※万が一失敗して持ち手部分をぶった切っても短気を起こして放っちゃいけませんよ。持ち手自体を根元からブッタ切って器にすれば使えます。
次は『くり抜き』の出番です。あとの作業はこの道具1本あれば全部できます。クリヌキが無ければそこらの店で見つけて下さい。
丸くり抜きで、たこ焼きでも作る調子でクルクルと内部を抜いて、
丸い果肉は串などで種を掃除。
こんなふうにしましょう。
(底は抜かない様に注意。貫通させるとポンチになりません)
※手先が器用な人は彫刻刀やらペティでさらに模様を彫ってもよいですね。
アズキ羊羹とパインとナタデココをサイコロに切っておき。
(なんでも好きなのをどうぞ)
パンチ液を作りましょう。
暑いんで清涼感のあるラムネを使います。
ラムネにラム酒(なければ焼酎でもよし。ただし喜んでゴボゴボゴボはいけません。ゴボで結構です。食べる人の事を忘れない様に 笑)を加えてライム果汁を少量(なくてもよい)
先にフルーツをスイカ籠に入れて液を加えます。
涼しげなフルーツパンチの出来上がり。
フルーツパンチは主にチェリー・リンゴ・黄桃・キウイなどを使いますが、ほぼどんな果物でも出来ます。甘い豆類もよし、寒天やゼリーの菓子もよしです。「パンチ」の語源はヒンディー語の「5」。つまり起源はインドでしてインドに暑さしのぎの飲み物があり、水、アラック、砂糖、レモン汁、紅茶の5種をミックスした「パーンチ」という奴だったらしい。そいつをイギリス東インド会社が西洋に広めたって按配です。
その後製造方法は水・砂糖・酒・ライム果汁・スパイスの5種が基本となりました。けど今はソーダ水がベースになる場合が多いです。もし缶詰の果物を使う時はパンチ液にその汁も加えましょう。
まあ女性・子供でこの種の物を嫌う方はおりませんので、たまにゃ喜ばしてあげて下さい。とにかく暑いし 笑