板前の本焼包丁  

本焼包丁噺

 

本焼包丁の話です。またまた包丁の話でスンマセン。
って言いますか、最近まったく時間が作れなくて往生しております。貧乏暇なしってのを地で行く按配でして、お恥ずかしい限り。魚の話が書きたくてPC前に座ろうにも、なかなか許してもらえません。

そいでプロの和食料理人、まぁひらたく言えば板前のこってすが、そういう人が使う道具でも興味津々で眺めて下さい。って寸法です。

板場に入ってる時に手離せないのがこれです。
盛り箸

使用頻度は包丁より上。ですから板前によって色々好みがあり、「クセ」もついてきます。

こいつが真菜のワンセットって事ですね。

そろそろ出番の季節。
フグ引きです。

一尺二寸でフグ引きにしても少し長めなんですが、
これと比べて見て下さい。(下が河豚引き包丁)

上の柳は刃渡り40センチを超えてますんで、小さく感じてしまいます。
柳としては重量と寸法があり過ぎですので、御覧の様に「あご」を丸くしてあります。

しかし正直なとこ、牛刀ならばこれくらいで良いのですけど、柳でこうも長くなると使用頻度は低いです。使い勝手がよいのは使い込んだ下の様な包丁になります。

「包丁と料理は関係ない」みたいな事を、はっきり言い切る若い板前が昨今増えている様です。それは確かに理屈の通る言い分に聞こえます。
まぁ普通に考えれば関係ないでしょうな。

しかし「和食料理」と包丁は関係があるんです。

その理由は、板前である以上じきに分かってくるでしょう。
割烹の看板を背負ってる以上はね。
一生分からぬ人もいるかも知れませんが、それはそれでよいのです。

包丁「だけ」を自慢する板になるか。
「切れる」という真の意味を理解に到るのか。
それは板前次第でしかありません。

物事を見極めるのは、あくまでも己自身なのですから。


さて余談になりますけども、と言うよりヨタ話ですが(~_~;)
評判の良いブラウザ『Firefox』と『Opera』を両方入れて、自分のサイトを見てみましたら、こいつがまたグチャグチャになってるんで驚きました。「なんじゃこりゃ。誰が作ったサイトだよ」ってなもんでして。
いやぁしかしまぁ、三年もやってるのに、考えてみたらHTMLもCSSも全然ダメ。これじゃ話にならないってんで、今頃になってようやくその手の本を入手してみました。しかし暇のある時に読もうと思い開きますとね、3行もなぞりますと頭がクラクラしてきてしまいます。マジでメマイがしてぶっ倒れそうな按配(笑)
こんなミミズがのたくったみえぇな、ぐにゅぐにゅの文字をね、スラスラ読めるWeb製作関係者を心から尊敬してしまいますよ。
非常に整合性のある構造を持っているのは理解できますが、混沌としてある意味で非論理的な世界である板前世界とは正反対でして、これは無理かも知れないという気がしています。

なんでこんな話を書いているかと言いますと、包丁の事を書いてて思ったんですよ。
「料理は科学」なのか?特に「和食は科学なのだろうか」ってね。
科学なんですね。でも科学じゃない。
これは一度深く考えて記事にしてみたくなってきました。
答えの無い話なんでしょうけどね。

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