沖縄料理  

沖縄料理(おきなわりょうり)

沖縄の料理は15世紀に成立した琉球王朝の「宮廷料理」の形式が伝承された「琉球料理」と、もともと庶民が食べていた料理が宮廷料理と融合してできた「沖縄料理」に分けられる。

沖縄の豚は味が良く、余すところなく料理にするのが特徴である。
イリチー(炒めもの)、ンブシー(煮物)、アンダギイ(揚げもの)、シンジムン(汁物)、ウサチ(酢の物)、ジューシー(ご飯物)、そしてラフテーにチャンプルー、沖縄そば。こうした料理に何らかの形で豚肉を使用。豚の耳から足先まで使う。

注目すべき料理は豚を使わない色の濃い野菜や海藻など海産物の料理である。特に昆布を多用して食べている点など。

17世紀には日本の料理も導入し(薩摩支配の影響)、アジア風、日本風がミックスした独特の沖縄料理が出来上がった。

「長寿食」であると喧伝されたが、一言申しておけば今の沖縄料理に欠かせない「豚肉」が長寿の元ではないので誤解してはいけない。長寿の元は甘藷(さつま芋)を主食にした「粗食」なのである。

さらに、戦後になって牛肉も好まれるようになり、「長寿県」の名を返上せざるを得なくなっているようである。心ある人々が伝統を残そうと努力しているものの、凄まじい「西洋化」が人々の舌を変えてしまった。加えて「チャンプルー文化」といわれる沖縄人のおおらかさが何もかも受け入れ、結果として昔の料理が消えていく。
これは和食の未来をも暗示しているであろう。

 




Copyright © 2017 手前板前. All Rights Reserved.