板前さんのブログ中毒日記(3)  

一人歩きにゃまだ早い!?【ブログってヤツ】

足元危ないヨチヨチ歩きのヤツを、どうしてよいかよく分からぬままに、それでも必死で歩かせようと頑張る。フラフラだが、なんとか一人歩き出来ます様になった時、一番可愛い時期なので、頻繁にかまう事になりますな。

そしてヤツが一人前になる手前の季節、大人になって手を離れちまう前くらい、この時期が一番難しい。青春時代って奴ですか。

かまい過ぎても、逆でもいけない。
互いの距離感が分からなくなり、どんな風に向き合えば良いのか逡巡してしまいますね。それがストレスをもたらす。疲労を感じてしまうって事ですな。

ヤツってのは子供じゃありません。 ブログです。
しかし、同じですな、子育てと(笑

始めてもうじき一年、最初の頃はもう何がなにやら(今でも変わりはしませんが)それでもどうにかこうにか更新をしたもんです。
その間にも、ブログを止めたり、休止したり、引っ越したりなさった方を多数見てきました。(自分も含めてですが)

応援してるつもりのリンクが、本人にとっちゃ緩やかなプレッシャーだったりして、本人から直接聞かされるまでは全然解らなかったりもし、まったくもって鈍い頭のおいらだったりします。それほどブログの更新って作業は疲れるものなんでしょう。

やたら図体ばかりデカクなり、育ててるおいらにも全体像が見えなくなって来てしまいましたので、そろそろ分離させてやる必要を感じました。いよいよ三人兄弟って訳です。

以前、何かをなすには代償として何かを犠牲にする必要があるって書きましたけども、ブログの場合はさしづめ『時間』を代償に支払うって事でしょうかねぇ。
2007年05月09日

 

インターネットでの「出会い」

このブログを読みに来て下さる方々が、どういった人々であるのか今もってよく把握できていません。それでもいいと考えています。それを知ろうとする努力は無意味であるとも思っております。

以前から耳にする話なんですが、ネット上で知り合って仲良くなり、現実に会ってみたという方々がかなり多いみたいですね。
おいらの周辺でもその手の話が最近多いようです。
それでもって人の好ましい輪が広がれば、それは良い事であるとも言えるかも知れません。

おいらの本音を言いましょう。
軽率なその行動がまったく理解できません。

小説家は、ファンレターを熱心に送る読者と現実に会う事は絶対にあり得ません。ネット上で、例えばサイトの管理者とコメンターの関係も、有名か無名かの差があるだけで、本質的には同じですよ。

趣味その他で現実面における接点というのが非常に緊密なおかつ「相手が見える」場合を除いて、まったく知らない他人とWebで共鳴したから、仲良くなれた、理解できた、どんな人か分かった、などと考えるのは幻想そのものです。妄想と言ってもよいです。

そもそもね、自分の三分の一も相手に伝えていないのに、「会いませんか?」と打診してくるその発言を、常識性を逸脱したものと、言う側も言われた側も受け止めないというのが分かりません。

人間同士が分かり合うのには時間がかかるんですよ。
相手がどういう人間なのか見えないネットでは、尚更長い時間をかけて分かり合うべきでしょう。「文章とそれを書いた人間はまったくの別」だからこそ、作家は読者と合わないんですよ。文章だけ読んで作者の人間性までを分かった様な気になってるファンの「思い込みかた」が怖いからです。
つまり「常識を持ってない人」だから会いに来ると受けとめている訳ですね。

いいですか、
「会いましょう」と言える事自体がどこか人間性が欠落してるんです。
それを「よき解釈」だけで受けてしまうのはあなたの社会性の欠落です。

思慮分別を持った人間は、性急に出会う事よりも、相手に迷惑をかけまいとするものなんです。時間をじっくり使って自分を伝え、相手を知ろうとするものなんです。まずそういう相手かどうかを見極めてください。
時間をかけて。

旅疲れ

小旅行から一昨日戻ったところです。
こういう時に備えて、ブログを書き溜めておいてあるんですが、そろそろブログの方も旅疲れですかねぇ。以前の様に書く事がいくらでも湧いて来るって状態では無くなってきました。

旅は楽しかったです。
けれどもどうもブログ方面ではガッカリする事が多く、紹介して下さるテレビ放送が明日だってのに全然気乗りがしませんねぇ。家にゃBSは無いんで多分観る事もないでしょうな。
なんかPC開く気にもなれない。で、気を取り直す意味で新しいブログを昨夜作ってみました。あまり考えなくてもよい気楽なブログにしようと思います。

バイオリズムってのは不思議ですよね。
人間の人生は良い時もあれば悪い時もある、それは誰でも一緒でしょう。
ところがその良い悪いの波みたいなモンは、人によって千差万別。みんな違う。「私の悪い波は、他人よりも大きい」なんて嘆いてみても、こればかりはどうしょうもねぇ。運というかバイオリズムというか、不可抗力の部分が確かにあります。

下りの波に乗っかってるなって時期には、「攻め」に出るは考えモンですね。
逆効果になる可能性の方が高い。何をしてもヤブヘビ。
じゃどうしたらいいのか。
以前同じ様な事書いたんですが、何もしなければいいんです。
「波」ですから下り続けなんてことはなく、いつか底を打ちます。そして次は上げはじめる。その上げに合わせて攻めに出ればいい。

若い人達に伝えたい。
人生、時には「待つ」ことも大切だと。
がむしゃらに走るだけが「生きる」ことじゃないんですよ。

気長に待とうや。そう自分にも言ってみたりします。
2007年02月09日

この記事へのコメント

おっしゃる通りです。
食事と運動に目覚めてから、自分の体とだいぶ対話ができるようになり
体にはリズムがあることに気付きました。心にもなのですが。
悪い時は、何をどうやっても悪いまま。
足掻いても一向に良くならない。
どうしたらいいかというと、ただ悪い時をやり過ごす。
何もせずに待つことしかできないことを知りました。
時間が経つと段々上向きになってきます。本当に”波”です。
それを悟った今は、ダメなときは安心してダラダラしてます(笑)
Posted by nbm at 2007年02月10日 10:30

冬きたりなば・・・・
明けぬ夜は・・・・・
昔の人の言う事は真実ですね。
若い人に「忍耐」を教えるのは、事実上不可能に近いと思いますが。年齢を重ねないと見えぬものもあるってことです。
Posted by 魚山人 at 2007年02月10日 22:04

友が去る(Webでのお付き合い)

板前は、いつまでも職人であり続けることが許されない因果な職業です。いつかは職人兼{商売人}になる必要があるからです。
お客様に「売る」事で成り立つ仕事には変わりない訳ですから。

寿司のカウンターにしろ、裏の厨房にいるにせよ、お客様と顔を合わせ接するのは、大事な仕事の一部です。ここで気を付けなきゃならないのが、お客との距離です。

親方や先輩から厳しく言われ、自分の経験からも、非常に大切な事だと思って実践してる事がありまして、それは「一定の距離を保ち、礼儀を忘れない」ってこと。

お客と親しくなりすぎて、自分を失う先輩板前を数多く見てきました。
『どんなに大切なお得意様でも、店に来て下さるのはその客だけじゃねぇんだ。忘れるな』
この親方の言葉通りの出来事を何度も目撃してきたんです。
お得意様がどんなに有名な方で名士であろうと、板前風情がチヤホヤされて我を失うのは愚かです。分をわきまえなきゃいけません。

ブログという形で、自分の何かを公開する事になった去年の夏、最初に考えたのが、公開形式で発生するかもしれない「お付き合い」についてでした。
考えた末、「職業で身に付いた礼節ある距離を保てば良い」、それでいく事にしました。

しかしそうは言っても人間です。例外は次々発生するものです。
たまたまブログを始めたのが時期的に同じ頃だった、『ニュータイプの作り方』の大佐さんと、『★★あとのマツリ★★』のみはさん。
このお二方にはやはり思い入れというか、仲間意識らしきものがあります。
特にみはさんは、ブログもユニークで、高校生の女の子にしては珍しいと言いますか、芯のあるしっかりした人で礼儀も兼ね備えた優しさもあり、人様のサイトに書き込みをしないと決めていたのに、例外的にコメントを入れたほど気にしていました。

そのみはさんが、大学受験に備えてブログを閉鎖する事になりました。今週中に閉めてしまうそうです。
彼女のブログは、単に毎日の日記を公開するのが第一義ではなく、読む人をきちんと意識した「エンターテイメント」になっており、人を楽しませるという前提で書いてるのが分かります。
こういった読み物は、見る方は笑って読むだけですが、書き手は大変です。その苦労を想いハラハラしたり、また真摯な子ですから、ブログに入ったどんなコメントにも真剣に返事を書きますので、いかに頭を悩ませている事かを案じたりしていました。おいらからコメントを書き込みたい日もありましたが、それをあえて押さえたりしてました。

ですから今度のブログ閉鎖は、寂しい気持ちと、よく決心できたねと労いの言葉で誉めてやりたい気持ちとが相まっています。
皆様も優しい彼女のブログ『★★あとのマツリ★★』を最後にご訪問される事をお願いいたします。
本当にご苦労様でした、みはちゃん。次に合える日を楽しみにしていますよ。

2007年04月09日

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