良い食事とは何か  

良い食事とは何か

カロリーに偏る嫌いはあるにせよ、日本人の体格が向上しているのは事実です。若者は欧米人並みの体型が増えて来ました。

理由はズバリ米食の半減でしょうね。
炭水化物主体で「重い」白米主食は、栄養的に問題があるのは確かでして、成長期の者には向きません。
米の消費量が減るのが、丁度年々日本人の身長が伸びるのと時期を同じくしているようです。


だからといって欧米型に食生活を変えるべきかと言うと、
これは「ノー」です。


欧米型の肉食主体の食事が身体に悪影響を与えるのは、もう栄養学の定説です。
それに米を「悪者」と決め付けるのは早計と言うべきですね。


人間にとって理想の食事とは、「雑食」です。
あらゆる物をバランス良く、
適度に{腹八分」食べるのが最良だと考えていいでしょう。
この意味で最も優れているのが和食です。
日本料理ではなく、家庭料理という意味ですが。
日本料理は奢侈に走り過ぎ、栄養面で問題がありますんで。


ところでこんなものを書いているおいら自身はどんな食事をしているかって言いますと、実はカロリー計算なんぞした事もありません。

毎日の食卓でいちいちシチ面倒臭ぇし、現実的じゃありませんや。
食べる者の年齢や体質や嗜好、皆それぞれ違うんですから、細かな計算にどんな意味があるんでしょうかね。
その日その日で考えず、一週間、一ヶ月でピタリと帳尻が合う。そんな「丼勘定」でしかありません。
基本はなるべく多種多様の品を使い、全体量を減らす、ですね。


「食う為に生きる」と言い切るフランス人もそりゃそれで立派だと思いますが、やっぱり「生きるために食う」が本来だと思います。
子供を大人の体に成長させ、大人を健康に生活させる、それが食事ですね。良い食事ってのは、真剣に考慮するに値する価値があるんじゃないでしょうか。

 

Posted by 魚山人 at2007年01月06日

 

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