風邪薬と相性の悪い食べ物  

風邪薬と相性の悪いもの

ニンニクとイブプロフェン

疲労回復などのイメージが強いニンニク。「風邪薬と一緒に摂ると効果的」と思ってしまいそうですが、実は食道や胃に負担をかける組み合わせです。

イブプロフェンは鎮痛剤や頭痛薬などに含まれる成分で、効果があるので多くの風邪薬にも配合されています。
効果があるということは刺激も強く、ニンニクと一緒だと粘膜や胃に負担が掛かり過ぎるのです。
胃を荒らしてしまうので、この組み合わせは避けましょう。
 

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葛根湯とサバ

漢方の風邪薬といえば葛根湯(かっこんとう)がよく知られていますが、葛根湯は「ヒスタミン」を溜め込んでしまう性質があります。

ヒスタミンというのはタンパク質と結合してアレルギーを引き起こす可能性がある物質です。アミノ酸のヒスチジンがHDC(ヒスチジン脱炭酸酵素)の作用でヒスタミンになるので、体内には常に存在するものです。
しかし、過剰になったり、ある種の細菌から合成されたヒスタミンは食中毒を引き起こす場合があるのです。

ヒスチジンが多く、腐敗が早くて細菌を発生しやすい食べ物といえばサバですね。
マグロやカツオ、アジやサンマなどもヒスチジンが多いのですが、鮮度が落ちやすいサバやカツオが要注意です。

充分に加熱調理してあれば別ですが、生刺身に近い料理を食べる時は、葛根湯を避けたほうかよいでしょう。 (※鮮度が落ちたものは加熱調理でも中毒を起こします)

ケーキとアセトアミノフェン

市販の風邪薬に含まれていることが多いアセトアミノフェンは熱を下げたり関節痛などを緩和する成分ですが、甘いものを食べた直後に服用すると効果が薄れる可能性があります。

甘いお菓子などだけではなく、炭水化物全般(コメやパンなど)も同じようにアセトアミノフェンと結びついて成分の吸収を阻害します。

また、キャベツ類に含まれる成分はアセトアミノフェンを尿に排出してしまう性質があるため、これも効き目が薄れる可能性があります。

アスピリンと酒かす漬け

酒カスには意外なほどアルコールが含まれていますけども、この酒粕を使って作る料理にはそのままアルコールが残ってしまう場合があります。奈良漬けなど、食べるまでに煮沸の工程がない食べ物がそうですね。過熱(沸騰)させる料理だとアルコールが抜けてしまうのですが、煮沸をしないものは残ってしまうのです。

解熱鎮痛効果のあるアスピリン(アルミニウム)は、アルコールと非常に相性が悪く、両者が体内で出会うと胃を荒らしてしまうことがあります。場合によっては肝臓や腎臓にまで悪影響を与えます。

アスピリンはプロスタグランジンという痛みを発する成分を抑える作用があるのですが、プロスタグランジンは同時に胃の粘膜などを保護する役目もしています。アルコールはアスピリン作用を強化してしまうため、プロスタグランジンを必要以上に抑制し、胃粘膜の保護機能が低下し、胃酸で胃に穴があいたりする危険があるのです。

また、風邪薬と栄養ドリンクを飲み合わせる人が多いようですが、炭酸が含まれるドリンクとアスピリンは相性が悪く、解熱鎮痛の効果が薄れてしまいます。
アスピリンは風邪の特効薬とされるビタミンCとの相性も悪いことを憶えておきましょう。

カフェインとカフェイン

風邪薬のなかには、無水カフェインという成分が含まれるものがあります。この成分を含む薬と、お茶などを飲み合わせると、カフェインが効き過ぎてしまう可能性があります。
神経を刺激する作用をもつカフェインを過剰にとってしまうと、最悪の場合不整脈などを引き起こしかねませんので注意してください。また、栄養ドリンクにもカフェインを含んだものがありますので、安易に風邪薬と飲み合わせるのは考えものです。

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