キサントフィル(Xanthophyll)


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キサントフィルとは

キサントフィルは、光合成をするあらゆる植物に含まれている黄色の色素で、カロテノイドの一種です。
クロロフィルといっしょに光合成に関与しており、秋になるとクロロフィルの緑色が退色して、キサントフィルにより黄色く変色します。植物だけではなく動物性食品にも含まれていますが、動物の体内で合成はできませんので、食連鎖による植物由来によるものです。

カロテノイドですから抗酸化作用も強力で、また、ルテインとゼアキサンチンはヒトの目に関係が深く、光から目を守る役目をしています。

キサントフィル類でよく知られているのは「ルテイン」と「ゼアキサンチン」になります。また、カニなどを赤くする赤色色素のアスタキサンチンもキサントフィルの一種です。

ゼアキサンチン

パプリカ、ほうれん草、卵黄などに多く含まれる。

ルテイン

ほうれん草、ブロッコリーなどの緑葉野菜、卵黄、動物脂肪などに多い。黄色「マリーゴールド色素」の主成分でもあります。




手前板前.魚山人:The person who wrote this page筆者:文責=手前板前.魚山人